世界「失敗」製品図鑑 「攻めた失敗」20例でわかる成功への近道 [Kindle]

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  • Amazon.co.jp ・電子書籍 (284ページ)

感想・レビュー・書評

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  • 色々な種類の製品やサービスの失敗例.時代背景も含めてコンパクトにわかりやすくまとめてくれている.

  • 純粋に有名企業の過去の遺産を知ることができた。後になれば失敗した理由は説明できるが、時代に乗れば成功したモノもあると思うので、いろいろとチャレンジを続け、リカバリーできるところで手を引けるかが重要になってくると思う。

  • ABマーケ本部長の松山氏の推薦図書。ドリームキャストの失敗はグラフィックスメモリーの開発遅れがボトルネックになり、ソフトを揃えることが出来なかった。組織の「実行力」が試された。

  • たまたま目についたから読んでみたけど予想以上に面白かった!特にトヨタのパブリカに関する話が良かったな~☆

    コンサルみたいな人が偉そうに後付けの情報で過去の失敗に対して偉そうに語るタイプの本は多く読んできましたが、この本の失敗事例の大半に共通しているのは、その失敗の後に大きな成功があったという点。

    トヨタで言うとパブリカの次に生まれたカローラ。Amazonで言うとFire Phoneの失敗を糧に生まれたAlexa。コカ・コーラ社で言うとニューコークの後のクラシック・コーク。ファーストリテイリングで言うとスキップで失敗した柚木さんが建て直したGU。任天堂で言うとWii Uの失敗を糧にサードパーティとのバランスを考慮したNintendo Switchなどなど計20の事例を紹介。

    もちろん、モトローラのイリジウムやGEのPredix、ドコモのNOTTV、東芝のHD DVD、セガのドリームキャストなど、巨額な投資をして沈んでいった話もありますが、本著の冒頭にあった「チャレンジと失敗はセットメニューであり、単品注文は出来ない」「最初の一手は失敗するものとして、その次の一手に勝負を賭ける」の精神を忘れずにしたいなあと思いました☆

  • 自分で小さいながらもビジネスをしており、その参考になればと思い購入しました。
    一つ一つがシンプルで、短くまとめられており大変読みやすかったです。
    「失敗」と銘打たれてはいるものの、そこからどのように起業であったり当事者が立ち直ってきたのかを知るのもとても面白かったです。
    読んで良かったと思える一冊でした。

  • そう言えばそんな商品あったよなあと懐かしんで読み始めたけれど、読み進めると想定と何が違ったのか、何故失敗に至ったのか、納得できるところが多々あった。失敗から学べることは少なくないと思った。

  • 2022/01/24、完読
    千代田区立図書館から借り

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著者プロフィール

荒木 博行(アラキ ヒロユキ)
株式会社学びデザイン 代表取締役社長
住友商事、グロービス(経営大学院副研究科長)を経て、株式会社学びデザインを設立。 株式会社フライヤーなどスタートアップのアドバイザーとして関わる他、株式会社絵本ナビの社外取締役、武蔵野大学、金沢工業大学大学院、グロービス経営大学院などで教員活動も行う。 音声メディアVoicy「荒木博行のbook cafe」、Podcast「超相対性理論」のパーソナリティを務めるとともに、株式会社COASにおけるホースコーチング・プログラムディレクターも務める。著書に『自分の頭で考える読書』(日本実業出版社)、『藁を手に旅に出よう』(文藝春秋)、『見るだけでわかる! ビジネス書図鑑』シリーズ(ディスカヴァー・トゥエンティワン)、『世界「倒産」図鑑』『世界「失敗」製品図鑑』(ともに日経BP)など多数。

「2023年 『独学の地図』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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