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感想・レビュー・書評
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「新幹線のたび」を読んで以来のファンなので、着々と新作を発表していてうれしい。
この著者の魅力は、細部まで描き込まれた絵にある。
今回は「火星探検」。パパが火星で行方不明になってしまう。彼を、娘のニッキーとロボネコのニャピが探しにいく旅。
ブラッド・ピットが出ている「アド・アストラ」という映画をちょっと思い出した。
宇宙エレベーターが上昇する時の、
「まるで、街が落っこちていくようだわ!」
という何気ない感覚描写や、
宇宙空間に出た時の、
「下に見える海がまるくなっていきます。」
といった描写がリアルでとてもよいと思った。
そう、設定がリアル。たぶん、描かないところまで設定を作りこんでいるのだろうな。
何かが起きそうな岩棚も、これでもか、と岩肌を細部まで描きこんでいて説得力がある。
次から次に新作を読むのがもったいない。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
パパが火星で行方不明になったという連絡があって、ニッキは探しに行くことになりました。
SFは好きなので、楽しく読みました。
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