ハーバードの美意識を磨く授業―――AIにはつくりえない「価値」を生み出すには (三笠書房 電子書籍) [Kindle]

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  • ビジネスで成功するには美意識を持つ必要があることを説いた本。

    本書のいう美意識とは「人が自らの感覚を通じて対象や経験を理解し、知覚することで得られる喜びや満足感のこと」。

    自社なりの美意識を持てば、自社の価値を高めることができます。美意識は自社の商品・サービスにも反映され、顧客に素晴らしい体験を提供できます。自社の価値を「美意識」の視点から考えることが大事。

  • VUCAの時代、「与えられる問題について早く正確に正解を出せる事」から「誰も気づいていない新しい問題を発見・提起できること」が求められる・・・からこそ、審美的感性、時代感覚、世界観に基づいて考え、それを他者に伝えられる力が求められる時代。

    高級ブランドのことは良く分からないのですが(ということで事例は理解できてない部分が多いと思いますが)本物に触れる機会をなるたけ増やして、匂い・味・触感・・・の五感を鍛え、言語化することをやってみようと思います。
    美的感覚は後天的に鍛えられるそうなので。。

  • 美意識がビジネスにどう役立つかという感じ。びいしきのたかめかたやみがくためのほんではないかんじ

  • 事例や意義は理解出来る。が、美意識を鍛えるためのヒントは殆どなし。。事例集の域を出ない。

  • ロジックやエビデンスだけによる判断ではない、美意識をもとに下された判断例を多数の会社をもとに紹介されていた。

    今、世の中はAIなど大量のデータをもとにニッチな領域を攻め始めてはいるものの、それでもマス戦略が少し細かくなったに過ぎない。そのAIや統計的正しさから外れる人も少なからず存在すると私自身感じていた。
    ロジックではない美意識。それはその人らしさ。一人ひとりのありのままの感性を大切にする心だと書かれていて、とても感動した。
    構造主義と言われるように、生きていると無自覚に周りの価値観が刷り込まれているが、その価値観を脱ぎ捨てようと努力しても残っている欲求が真の自分らしさなのかもしれない。

  • 2022年3年号

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著者プロフィール

ポーリーン・ブラウン(Pauline Brown)

ダートマス大学卒業後、ペンシルベニア大学ウォートン校にてMBAを取得。
ベイン・アンド・カンパニーで戦略コンサルタントとしてキャリアをスタートさせ、
エスティローダー、エイボンなど美容関連企業の上級管理職を経験。
世界で最も成功している投資会社カーライル・グループで投資業務に携わった後、
世界のラグジュアリー市場を牽引するLVMHモエヘネシー・ルイヴィトンの
北米地域の社長として、ファッション、革製品、時計、宝石、香水、
化粧品、ワイン、蒸留酒など5つの部門、70のブランドを統括する。
2016年からハ-バード・ビジネス・スクールにて、
「美意識」の重要性を説く学際的な講義を開講。
MBAコースに在籍する学生たちの人気講座となっている。
ニューヨーク在住、二児の母。

「2021年 『ハーバードの美意識を磨く授業』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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