- Amazon.co.jp ・電子書籍 (148ページ)
感想・レビュー・書評
-
アマゾンカスタマーレビューにもあるけど、本当にうつ病で苦しんでいる人にとっては軽すぎる。
本書は普通に健康な人が日常生活で知っていると楽になれる考え方を小説形式で分かりやすく説いたもの。
臆面もなく著者自身が主人公の名医として登場しているのはご愛敬。
OLDIES 三丁目のブログ
現在を変えなければうつは治らない
https://diletanto.hateblo.jp/entry/2018/12/09/205004詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
オムニバス形式で短い小説で、心の在り方を教えてくれるので、とても読みやすかった。8つの物語があるが、どのストーリーも自分の人生で思い当たるような節のある内容で、教訓になった。ボリュームが少ないので、簡単に読めます。
-
色々な悩みのある人がTomyの相談室に来たという設定で、精神科医のTomyが相談にのってくれるという物語風になっているので、読みやすいし、心に響く。
よくある悩み事と回答なんだけど、twitter用の短い文章にまとまっているので、ことあるごとにちらっと見るのによさそう。 -
悩みを短いストーリー仕立てで、ツイッターの言葉と共に前向きにさせてくれる。
精神科医トミーフアンでなくとも、感じるものはあると思う。悩みが自分に重ね合わせやすい。肩の力を抜いていこうと思える本。 -
「期 待」「不 安」「選 択」「好 意」「悪 意」「女 王」「迷 い」「決 意」というタイトルの短編集。
誰もが一度は経験したことがあるような心のモヤモヤや葛藤を扱っているせいか、主人公の悩みに共感しやすくすっと頭に入ってきます。
時には自分の経験を重ねて読み、必要以上に自分を責めていたことに気づいたり、考え方の悪いクセを発見できたりして心が軽くなりました。
それぞれの短編の後にはTomy先生の解説も収録されていて、短編が生まれたきっかけやいきさつなどが紹介されており興味深いです。 -
「ストレスを減らすたった一つの方法、それは「手放すこと」執着を手放す・・手放せるものはたくさんある。手放せば手放すほど心はらくになっていく。そして最後にどうしても手放せないものが残る。それが生きる理由。」
良いことばだなと思う。半年前私は肩を怪我してずっとやってきたテニスを諦めなくてはいけなくなった。苦しかった。テニスを手放すためには私の頭に押し寄せてくるそれまでの楽しかった仲間との思い出を手放す必要があった。それは完全にはできない。私は別の何かに没頭しようと探し、それを始めることでテニスをしたいという気持を手放した。仲間との思い出も新たな場所での仲間が少しずつできることで薄らいでいった。今は特に手放したいと思うものがないということはしあわせなのだろう。