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感想・レビュー・書評
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めちゃめちゃ面白かった。
琉球アスティーダは、近年成績が上がったり、Youtubeが面白かったり、活発だなと思っていたが、裏側が少し垣間見れた気がした。
森岡毅さんの本を読んだ時もそうだが、バイタリティというか、行動力というか、ワーカーホリックというか、猛烈に突き進む人はすごいなぁという印象。
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20代で会社を創業したとき、銀座で月に500万円使い切るような、高級車で送り迎えがあるような生活をしていたことがあります。「お金があるってこういうことだろう」と、苦労していた時代に想像してきたような生活です。そして僕はそのとき、不幸でした。人を信用できなかったからです。お金があると、人が寄ってきます。僕に、ではなくて、僕の持っているお金に寄ってくるのです。このときの感情をひとことで言うなら「むなしい」です。このむなしさはいまも容易に思い出すことができます。それがいまの僕をつくっていると言ってもいいと思います。その頃の生活と今とではずいぶん違いますが、僕は、銀座のミシュランの店で親しくない人と食事をとるようりも、家族で回転寿司に行く方が楽しいと言い切れます。
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(2022/65)卓球のプロチームの運営会社を立ち上げ、3年で上場にまで漕ぎ着けた早川氏の軌跡。卓球の経験者ではないが、経営の経験者(プロ)であるからこその視点で駆け抜け、こじ開けてきた道が綴られる。「志」というものにとても力点が置かれているなぁと。「雇われ」とはいえ経営を担う役割を負っている身としては、なんか初心に帰るような想い。
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情熱と志の経営
■概要
早川さんの経歴とマインドセット中心。スポーツビジネスだけにとどまらず、いかに人を巻き込むことが大切かが分かる内容。リーグや協会の古い体質との戦いも。
スポンサーはマーケティングパートナー。チームを通して何をgiveできるかを考え抜く。
■所感
ビジネス書というよりはエッセイ。そこから何をつかみ取れるか。困難な時にどういうマインドでチームを作るか、人との接し方の大切さが身に沁みた。⇒スポンサー営業も「買って買って」マインドではダメで、スポンサーへのマーケティングを売り込む会社にスポーツチームはなるべき、という姿勢
そのためにデータ収集、分析ができる経営体制になってないといけないし、そもそも魅力的かつ胸を張れるチームであれよ、と