本好きの下剋上~司書になるためには手段を選んでいられません~第五部「女神の化身VIII」 (TOブックスラノベ) [Kindle]
- TOブックス (2022年4月9日発売)
- Amazon.co.jp ・電子書籍 (432ページ)
感想・レビュー・書評
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4.7
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オールスター!全力を尽くすローゼマインが格好良い。側近達も自分が知らないような事ばかり知っている主人に使えるのは、状況読むのも大変そうだなと、他人ながら思う。先が読めなくて気になります…!
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本編少な目、エーレンフェスト防衛戦の短編集(書き下ろし)あり。
他の書き下ろしは倒れたあたりから再会までのフェルディナンド視点。 -
書き下ろし沢山あって楽しかった。フェル救出。やっぱり2人の会話が嬉しい。手紙でのやりとりしかできずすれ違い(マイン思考はすれ違いだと致命的)ばかりだった2人がようやく神殿の時のような掛け合いができて、こちらも嬉しい。
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物語もついに終盤戦。前巻での強烈な引きに対して、決着がつく回ですね。
ウェブ版でも読んでいますが、改めて書籍版で読むと、ストーリーが非常にこなれていて、かつ様々な視点からのサイドストーリーが盛りだくさんで、最終局面に向けた展開が非常に分かりやすくかつ豊かに語られているという印象がありますね。
ローゼマインが堂々と例の書物を使う姿は、まさに下剋上!という感じでとても良いですね。
あと、2~3巻ほどで終わりかな、という感じもありますが、この後も丁寧に物語を書いて欲しいな、と思います。 -
(2022/95)フェルディナンドの救出作戦(ダンケルフェルガーと共同での本物のディッター作戦)と、エーレンファスト防衛戦の前半。フェルディナンドの無双っぷりは久しぶりかな。彼が無双する時は小気味良い緊張感が物語に漂うからすき。ゲオルギーネの退路を絶った形になり、いよいよクライマックスも近い。収録された短編も多め。色々な視点で本編の裏側が描かれる短編は、こちらもいつもながら好き。次巻は夏頃の予定。ウェブ版で結末は知っていても、既に待ち遠しい。
(2022/162)フェルディナンドを救出するために、ダンケルフェルガーを巻き込んで本物のディッター(領地の礎争奪戦)をアーレンスバッハに対して仕掛けるローゼマイン。何故か領主一族が全くいないアーレンスバッハの礎を奪うことには難なく成功してフェルディナンドを救出するが、ゲオルギーネはエーレンフェストの礎を奪うために既に侵攻を始めていた。ディッターでは自らの宝を守り切ることも重要。エーレンフェストに取って返して最終決戦だ。魔王のようなフェルディナンドの思考が好き。