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感想・レビュー・書評
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コメントありがとうございます。ネトフリ会員なので見てみようかなと思います。でもドキドキハラハラが苦手で(つい早送りしてしまう)読書に逃げてき...コメントありがとうございます。ネトフリ会員なので見てみようかなと思います。でもドキドキハラハラが苦手で(つい早送りしてしまう)読書に逃げてきているところがあるので見れないかも、、2024/04/04
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2024/04/04
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2024/04/04
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殺人犯の逃走劇を描くとともに、日本の司法制度の問題点を描いた小説。
殺人犯の逃走先で関わる数名の人達の視点で各章が展開され、次第にこの殺人犯の性格がわかってきて、なぜ殺人を犯したのかと興味が湧いてくる。
また、終章にかけて逃走の目的が判明し、物語の展開が変わってくる。
久しぶりにシリアスな本格小説を読みましたが、丁寧な描写とリアリティでどっぷりこの世界に浸ることができて、染井為人さんのファンになりました。
文句なしで面白い一冊。 -
どんな時にも誠実な鏑木慶一が、殺人事件にどう関与しているのか気になって、一気に読んだ。フィクションとは、分かっているがやるせない思いが込み上げてきた。あとがきを読んで、この作品に対する筆者の思いがわかったが、それにしても切ない。
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少年死刑囚、鏑木の逃走撃。
捕まったら死刑になってしまう中で、出会う人々を主観にして物語が進み、鏑木の人間性が見えてくる。
出会う人々はみんな鏑木を好きになっていく、私も好きになっていました。
鏑木の正体を明らかにしていく物語。
謎めいた彼が気になり読み進め、ギリギリの逃走撃にハラハラして、途中胸が苦しくて、最後は感動して、読み進めていくうちに夢中になる一冊でした。
この作家さんの本をまた読みたいと思います。 -
最後まで夢中になって読んだ。
久しぶりにこんなにのめり込んだな…と思うほど続きが気になって気になって、割と分厚い本なのにあっという間に読み終わってしまっていた…
なんならあとがきまで良くて、まだ読んだことのない方には一度読んでもらいたいなと思いました。
罪のない一家を殺害し死刑を求刑されている少年の脱獄
そしてその少年の逃走劇、彼の周りの人々
少年の正体は………
すごく感情を揺さぶられました。
終わってほしくない、終わらないでほしいと私も少年のそばにいる一人となって一緒に走り抜けた感覚だったのだと読み終わった後に感じました。
すでに2周目を読め始めています、やっぱりこの「お話」は終わらないでほしい。 -
それぞれのシーンの描写があまりに巧みでリアルなため、まるで自分が物語の中の一員としてその場にいるかのような感覚に陥った。
常に登場人物の感情や心拍数を一緒に体感しているようで、ページを捲る手が止められなかった。
最後は、、、そう来ますか、、、、(良い意味で)
久しぶりに、没入できる小説に出会えて幸せでした。