21世紀の教育――子どもの社会的能力とEQを伸ばす3つの焦点 [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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  • 本の厚みはあるが,ゆったりとした組み方をしているのでブックレットくらいの分量なので,SELについて専門書的なものを読む勇気がない人はぜひ読んでほしい。IDGsともリンクする(重なる)ものだ。トリプルフォーカス(inner, other, outerへの注意)というキーワードもあり,Social&Emotionの概念をつかみやすい。そして,システム思考(これ自体は新しくないが)を学習する子供達自身が働かせていることと,働かせる場(課題,状況)を作ることの重要性が謳われる。SELを学ぶことが目的ではなく,SELによって獲得した(していく)力で複雑な社会問題を解決していくことを目的であろう。

  • 自分に気づく、他人に気づく、そして、社会に気づく

    システム思考が教育に重要と言ってもらっただけでうれしい

    世の中は繋がっている
    繋がっていることを理解する
    その中でどうするかをトライ&エラーしていく
    アクションしなきゃ反応がわからない
    みんなやろう
    これが今の教育だ!
    大人も子どもも必要な教育だ!

  • 内容は良かった。センゲとゴールマンというビッグネーム2人の共著。
    SELとシステム思考を学校でやろうという話。現場で取り組んでいるからこその認識がちゃんと示されていて、ちゃんとしていたし、希望が持てる内容だった。ただ分量が少なくて物足りない。センゲなら700ページぐらいの鈍器になる量が欲しかった。
    また、翻訳は売りに出すために必要な校正などできていないレベルだった。短い本なので、誤字脱字が複数、意味が取れていない文が一つあったのは残念だった。プロの翻訳家に頼むのがいいと思う。

  • 【冬の11冊目】

    読み切りましたー
    学習する学校を読んでいる分、読みやすさがあった。もっと濃厚で重厚なものを期待してたので、星4つに。

  • 冒頭部分の、inner, others, outerで自分の生きる世界を見ていく、よりよく生きていくための学びをするというのは、そうだなぁ。

  • システム思考と教育を結びつけている章(part4)が特に学びになりました。
    ・システム思考の力を育むことは、わたしたちや生徒が、(直面している社会や環境などの課題に対処できると言う)自己効力感を高めることにつながる。
    ・プロジェクトベースドラーニングは、システム思考を用いることで、複雑な現実社会について自分たちが変えられる部分を理解することに繋がり、無力感を減らす(自己効力感〜を高める)。
    ・身近な実例(友達との喧嘩や、地域の公園の設計など)を題材にすることで、6歳や小中高校生もシステム思考を理解し役立てることができる。

  • SELという方法について解説されている。著者のピーター・センゲとダニエル・ゴールマンはそれぞれ世界的に有名な研究者。その話を優しく読める。

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著者プロフィール

作家/コンサルタント
ハーバード大学大学院で心理学の博士号を取得。ハーバード大学で教鞭をとったのち、「サイコロジー・トゥデー」誌のシニア・エディターを9年間務める。1984年からは「ニューヨーク・タイムズ」紙で主に行動心理学について寄稿。1995年に発表した『EQ こころの知能指数』は全世界500万部(日本でも80万部)の大ベストセラーを記録した。

「2017年 『FOCUS(フォーカス) 集中力』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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