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感想・レビュー・書評
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ICTを用いた教育実践と、子どもたちでルールを決めていくことの重要性が分かる。
兎角、大人は子どもが問題行動を起こすと「禁止」してしまうことが多いが、真に必要なのは「よりよく、ツールとして使いこなす」ことであろう。日々考えながら実践していきたい。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
この本は,漫画によるストーリーを通してICTの活用がなぜ必要なのか,その意義となる部分について説明しようとしたものである。
内容としては,資質・能力の育成,学習者中心の教育,情報スキルやモラルといった今日よく文言としては紹介されることについて,学校の一般的な目線に立ちながら,なぜそれが重要なのかがわかる内容となっている。また,さらに興味を持った人はその背景なども学習できるように,各章で著者の解説や書籍の紹介がある。
私の知る限りでは,前田先生のこうした漫画のシリーズは7冊目となると思う。これまでの6冊とも素晴らしい内容で,毎度これで終わりかな・・・と思っていたらどんどん出てくる。そして,毎回前回の内容を上回る質の高いものが出版されている。どこから何を考えて,こうした形を成立させていくかが大変興味深い。
以前からもし聞かれたらどうしよう・・・と思っていたことのひとつに「学生さんにおすすめの本はありますか?」という質問がある(ただ,実際に聞かれたことはない)。現段階では本書をおすすめしたい。
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