個別最適な学びと協働的な学び [Kindle]

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  • 山形の天童中部小で行われている「自学・自習」「マイプラン学習」「フリースタイルプロジェクト」の取組をもとに今求められている個別最適な学びと協働的な学びの一体的な充実について説明している。

  • 個別最適な学びと協働的な学びとは、具体的にどのようなものを指すのか説明されている。ぼんやりと理解したつもりになっていたが、読了して理解を深めることができたと思う。

    また、これまでの授業形態のまずさを指摘している部分が多く見られる。一人一人に合った学び方を本当に考えて授業づくりできていただろうかと反省する機会になった。

    しかし、これまでの実践や現場を軽んじているように感じる表現もいくつかある。なぜこのような批判的な書き方をするのだろうか。令和の日本型学校教育と、個別最適な学びと協働的な学びの重要性とその価値を説明するだけで良かったのではないか。

    批判的表現がノイズとなっている。

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著者プロフィール

奈須正裕(上智大学教授)
神奈川大学助教授、国立教育研究所教育方法研究室長、立教大学教授などを経て2005年より現職。 現行の学習指導要領等に関わっては、中央教育審議会初等中等教育分科会教育課程部会、教育課程企画特別部会、総則・評価特別部会、幼児教育部会、中学校部会、生活・総合的な学習の時間ワーキンググループ、小学校におけるカリキュラム・マネジメントの在り方に関する検討会議、小学校段階における論理的思考力や創造性、問題解決能力等の育成とプログラミング教育に関する有識者会議、2020年代に向けた教育の情報化に関する懇談会等の委員として、重要な役割を担う。主著に『「資質・能力」と学びのメカニズム』(東洋館出版社)、『次代の学びを創る知恵とワザ』『「少ない時数で豊かに学ぶ」授業のつくり方』(ともに、ぎょうせい)など。

「2022年 『個別最適な学びの足場を組む。』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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