いのちの車窓から【電子特典付き】 (角川文庫) [Kindle]

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  • KADOKAWA
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感想・レビュー・書評

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  • >「しんどい時が終わった自分をしっかり想像する」という行為は、物事は必ず終わるのだということに心から気づくための準備運動みたいなものだ

  • とても読みやすかった。「柴犬」の話が特に良かった。

  • 初めて読んだ星野源さんのエッセイ。

    こんなにも深くものを見つめ、
    穏やかに広く眺めわたし、
    笑いを忘れず、でも、優しさに満ちた心で
    世界を見つめている。

    たくさんの苦労も、直接に語られなくても
    楽しく読みながら、じんと心に伝わってくる。

    すごい書き手なのだな、と、
    しみじみと感じ入った。

  • 星野源の「いのちの車窓から」を読んだ。
    シンプルな文体なのでさくっと読めた。
    初期の頃は面白く書こうとしてすべっていたが、三冊目にもなるとそうした欲がきえて等身大の文章になっている。
    成長したね、源ちゃん。
    新垣結衣や大泉洋などの親交のある人を題材に自分の考えを書かれていて、星野源がどんな考えをしているのかわかる。
    よくもわるくも、等身大、ありのまま、無理をしない、かっこつけない、それが彼の魅力なんじゃないだろうか。

  • 数ある星野源さんの本の中で、最初に読んだ本。星野源さんの、芯の強い部分、物腰の柔らかい部分、垣間見れた気がした。プライベートを絶妙な塩梅でエッセイに表現されていて、これって実はとても難しいことだよな…と思った。

  • 星野源という人は本当に不思議な魅力がある人だな、と思う。

    すごい売れっ子の俳優であり、歌手であり、

    そしてこうやってエッセイまで書ける。

    凄い人なんだけど、そんなに遠くに感じない。

    この著書の中でも、日常の描写する言葉がとっても自然で

    特別な世界にいない、特別な世界にいたとしても、そこにどっぷりはまっていない

    そんな普通の言葉を持ち合わせた人だと思いました。

    そして何より言葉に飾りがない。この素直さが彼の一番の魅力なんだ、と

    あらためて思いました。

    とっても癒される1冊で、忙しい今に最適です。

  • 星野源(2022)『いのちの車窓から』、角川文庫を読了。自由で正直で優しい、素晴らしいエッセイだった。
    「遠い未来に実現できるかわからない希望を嘯くのではなく、今、生きることを諦めないために、今日や明日に楽しみを少しずつ置いていこう。(203~204頁より引用)」
    やっぱそうだよね。星野源さん。

  • 改めて、源ちゃんの感性が好きだなぁ。と感じさせてくれた一冊。
    人が出そうとしない暗黒面な部分も、サラッと出してしまい、素晴らしい才能を奢ることがない、虚栄心とは無縁のエッセイ。誇張することなく、人を傷つけることがないユーモアさ、繊細さが入り混じっていた。
    ハマくんとの会話はとてもお気に入りで、私自身が教訓にしたい内容。

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著者プロフィール

1981年、埼玉県生まれ。俳優・音楽家・文筆家。俳優として、映画『罪の声』で第44回日本アカデミー賞優秀助演男優賞受賞。音楽家としては、近年に『SUN』『恋』『ドラえもん』『アイデア』『創造』『不思議』など多数の楽曲を発表。また、著作に『そして生活はつづく』『働く男』『よみがえる変態』がある。音楽、エッセイ、演技のジャンルを横断した活動が評価され、2017年に第 9 回伊丹十三賞を受賞。

「2022年 『いのちの車窓から』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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