姫騎士様のヒモ (電撃文庫) [Kindle]

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  • KADOKAWA
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感想・レビュー・書評

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  • 題名通り姫騎士ヒロインのヒモが主人公のお話
    もちろん生活費せびり酒飲んで他の女を買うだけでなく
    裏社会で事件屋稼業で姫騎士さまを後方支援するのだが
    もちろんではあってもなるほど斬新な設定のお話である
    主人公が執事やメイドならありそうではあるが
    姫騎士とヒモという泥臭さが面白い
    お話の着想は素晴らしいし
    そこそこそれなりにその発案の長所を捉えて
    ひとつの物語に落とし込めてはいるのだが
    お話の難しさ
    ありていに言えば主人公が取るべき正しさの難しさに
    作者の力量が付いていけていないのは否めない
    普通の高校生世代が主人公のバトルものであれば
    成長の糧として許されえる失敗であっても
    この設定だと個々の決断に伴う結果が重すぎて自縄自縛
    姫騎士さまの秘密に気付いたのが
    ギルマスの孫娘だったら
    主人公は同じことをしたのだろうか
    結局最後は主人公だけが生き残って
    「お前は悪くない」とヒロインを殺害して終わりの
    大団円しか見えない
    それでも作品として充分成り立つ
    描きがいのある主題ではあるかもしれないが

  • 亡国の姫騎士様が迷宮で一山当てて復興を目指す.
    そんな姫騎士様のヒモをする男が主人公.
    面白かったよ.
    ヒモが姫騎士様の留守中に活動してる話がメインで
    姫騎士様との絡みが少なかったな.

    てか大した援助もしないで小娘に亡国復興活動させてるから
    この国滅んじゃんじゃねぇかな,とは思うよね.

    クスリ,駄目,絶対.

    やっぱ下界に絡んでくる神はみんな邪神だよな.
    自主性に任せて眺めるだけにしてれば善神なんだろうに.

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著者プロフィール

第28回電撃小説大賞《大賞》を『姫騎士様のヒモ』で受賞しデビュー。

「2023年 『姫騎士様のヒモ4』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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