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- Amazon.co.jp ・電子書籍 (304ページ)
感想・レビュー・書評
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「いつでもユーモアを忘れない紳士たれ」という
侍女の教えがすてきな
侯爵家の次男にして盲目の魔術師の主人公のお話
主人公は生来盲目である変わりに魔術の才能があり
若くしてその才能を発揮して
ヒロインである第九王女とも仲良くなって
というお話ではあるが
主人公のキャラクタを形作る最大のものが
前世の記憶とかチートな才能ではなく
ヒロインではないとぼけた侍女の教えであるところが
作品最大の魅力といえる
ヒロインの影響力のすくなさのほうに
同情して応援したくなるほのぼの感に
文章のぬけた程度も良い感じで独特の味わいな佳作詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
転生でも輪廻でもない生粋のファンタジーの模様。
裏設定がなければ。
盲目主人公である。
それにも理由付けがあり、目的や目標も明確なのがシンプルで良い。
タイトルの「見えている」もダブル・ミーニングが込められていた。
これもよい。
見えているのがどう関わってくるか、注目。
なお、凶乱令嬢ニアリストンも同作者のようである。
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