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感想・レビュー・書評
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神食に腕を取られた幼馴染のために、奮闘する十八。料理が好きな気持ちは誰にも負けない。大好きな十六夜を守るためならどんな無茶もする。ザ・ヒーロー物語だったら、と思ったら、そこはやっぱり鈴木小波さん。成長物語だけど、食いしん坊物語でもある。美味しいご飯を作ることができる人もすごいけれど、出された料理を美味しく食べることができる人もすごい。好きな人のために命を投げ出すことがヒーローではなくて、自分の身を守ることができて、その上で自分の特技をいかして戦える人がヒーローなんじゃないかと思う次第。
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