名医が教える飲酒の科学 一生健康で飲むための必修講義 [Kindle]

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  • 日経BP
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感想・レビュー・書評

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  • アルコールの代謝経路は大きく2つあり「アルコール脱水素酵素とアルデヒド脱水素酵素」を使う経路と「MEOS(ミクロゾーム・エタノール酸化酵素系)」という酵素群が使われる経路がある。前者の働きが低いとアセトアルデヒドがなかなか分解できず酒に弱い。ただし弱い人でも飲み続ければMEOSが誘導されて次第に強くなることがある。
    加齢により肝機能が低下するとアルコールの分解速度が遅くなり、血中のアルコール濃度が上がりやすい=酔いやすいとなる。また加齢とともに体内の水分量が低下することも酔いやすい理由となる。
    筋トレ後にアルコールを飲むと筋肉の合成に悪影響を与える。その点では筋トレは朝行うのが理に適っている。

    酒を長く楽しむために何を気にしなければいけないかという知見が得られて有益だった。

  • 新しい知見あったのかなかったのか。

  • 経験知として感じていたことが専門家のレビューとともに数値でわかるようになっている。
    ただ繰り返しの内容が多いので前半だけ読めば大体理解可能。

    ポイント
    ・飲酒の推奨量は純アルコール量で20g、ビールなら500ml、日本酒なら1合程度
    ・分解されないアルコールは血液にのって全身を回るため、アルコールはできるだけ度数を低く少量でゆっくり飲むべし
    ・酒は百薬の長はウソ、飲酒量が増えれば増えるほどガンにかかる率が高まる
    ・お酒を飲んでもアルコールに関して言えば太らないはウソ、アルコールも結局エネルギーなため飲みすぎれば太る

  • TSUTAYAで話題の書の棚にあり購入。
    役に立つ内容もあるんだけど、著者の感想?コメント?が多く量的にくどい。

  • 飲酒(アルコール)が与える身体的影響について
    学べるものではあったが、
    同じことを何回も繰り返して記載されており、
    読んでいて、少々ストレスを感じだ。

    もっと端的に書いてもらえば2/3の厚さで済んだのではないかな、、、
    あと、もう少しサイエンス的要素が強いものだと
    勝手に想像していたのもあり、うーんって感じでこの評価となった。

  • 日々楽しく飲酒をしているが、最近350mlの缶ビールを3本以上飲んだときの翌日の目覚めが悪い。2本で抑えた時と明らかに違う。4本以上飲んだ時の翌日は午前中気分が悪い。
    年齢のせいなのか、何かあるのかと気になっていた時に手にした本がこの本でした。
    楽しく飲酒を続けられる年数を増やすために何をすべきか。適度な飲酒量とはどのくらいなのか。
    酒は百薬の長と言われているのは本当なのか。
    色々持っていた疑問を解消してくれた本です。
    筆者が実際に色々な医師にヒアリングされたり、過去のいろいろな統計資料を出したりとなかなか説得力のある内容でした。本文の構成もよくとても読みやすかったです。
    ついつい量が増えてしまう飲酒。そう思ったときに読み返したい本です。

  • 飲酒の危険性がよくわかった。飲酒のメリットがほとんどないということも分かったため、酒の飲み方を工夫して、長く細く付き合っていきたいと思う。

  • お酒は基本的に体に悪いので、無駄に飲むのはやめた方が良い。
    「アルコール自体は0カロリー」も嘘。
    筋トレはするに越したことはない。特に下半身。

  • お酒は空腹時を避け、水を飲みながらゆっくり飲もう、ということ。
    同じような内容が繰り返し書かれており、情報量が少ない。

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著者プロフィール

酒ジャーナリスト・エッセイスト
1966年東京都練馬区生まれ。日本大学文理学部独文学科卒業。ラジオレポーター、女性週刊誌の記者を経てエッセイスト・酒ジャーナリストに。「酒と健康」「酒と料理のペアリング」を核に執筆・講演活動を行う。2015年に一般社団法人ジャパン・サケ・アソシエーションを設立。国内外で日本酒の伝道師SAKE EXPERTを育成する。著書に『名医が教える飲酒の科学』『日本酒のおいしさのヒミツがよくわかる本』ほか多数。

「2023年 『酒好き医師が教える最高の飲み方』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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