誰にも愛されないので床を磨いていたらそこが聖域化した令嬢の話 (Mノベルスf) [Kindle]

著者 :
  • 双葉社
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  • 2巻へ続きます。

    侯爵家長女ステラは、婚約者、家族(父親、継母、義妹)に愛されることを諦め、亡き母の言葉通り、修道院へ逃亡。
    掃除の楽しさに目覚め、楽しい修道院生活を送っていたら、王宮でメイドをしてほしいと頼まれた。ステラはなんと第一王子セシルの身の回りのお世話をする事に。
    セシルが暮らしている塔は瘴気が濃く周りが見えないほどだったが、ステラが掃除をすると…。

    聖女もの。
    スキルがある世界。
    魔獣もいます。

    どっかに隔離されて、やること無くて掃除ばっかりしてたら、聖域化してたって話かと思ったら違いました。

    自分がいない方がみんな幸せになれるって理由でステラは家を出ますが、物語の雰囲気は明るかったです。

    ステラの行動が早い。(家を出るって決めたら、すぐ出た。)
    修道院のシスターが、酸いも甘いもかみ分けてるって感じで、察しも良い。
    セシルも明るく行動が早い。
    ステラとセシルのノリの良い会話。
    陛下が完全にコメディ枠。
    陛下とセシルの仲の良い親子関係。
    モフモフとスライムが可愛い。

    義妹視点(お花畑)、父親視点あります。

    侯爵家との色々は次巻に持ち越しでした。
    侯爵家の面々がどうなるか気になります。

  • 掃除をする事で浄化する聖女の話です。掃除が苦手な私には耳が痛いなあ。ストーリーに少しギャグの要素が入っています。この話は途中で、続編があります。

  • 家族や婚約者から理不尽な扱いを受けてきたステラ。何をしても認めてもらえないどころか責められる。義妹ばかり可愛がられる。そんな状況で生きてきたステラが、自由になってからがとにかく楽しそうで嬉しくなる。貴族だった頃とは違って自分で色々としなければいけないけれど、掃除だけでなく他のことも楽しんでいるように見えるし。隠されていた自分の能力、両親の思惑が分かったときは辛かったと思うけれど、今後はセシルと幸せになれるといいな。と思った。ステラが自分が愛されていることを自覚するまでには時間がかかりそうだけど。

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