宇宙の秘密を解き明かす24のスゴい数式 (幻冬舎新書) [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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  • こちらはオーディブルで聞きました。
    ナレーターの柴野嵩大さんの朗読が素晴らしく、聞いていてとても心地良かった。
    内容としては結構とんちきで、24の数式をアイドルグループに例えて紹介するという……なんでそうなった? という感じなのだけれど、ひとつひとつの数式に対しての解説は丁寧でわかりやすく。オーディブルという聴覚のみで理解するのにはかなり難しい題材だというのに、退屈することなく楽しめた。
    数式について細かいことは覚えていないものの、趣味の範囲で知っているものは多く、ああ知ってる知ってるというものもあったのが、楽しめた理由のひとつだと思う。生憎半世紀以上年重ねているので、細かな知識はほんと情けないくらいなくて、知っているといっても『名前だけ』なんてものが大多数。それでも、ああ私の推し数式はオイラーだなあなどと、しみじみ思ったり出来てとにかく楽しかった。
    出来れば本を手に、聞きながら読むことが出来たなら、よりいっそう楽しいのではないかと考えている。

  • 数式から創薬なりの新しい化合物を作る研究者はシュレーディンガー方程式を元に設計してる、とあって、それは研究者を過大評価してるよ、、とは思ったものの、数式から現象を説明していくという切り口で宇宙の話をするのは斬新で面白かった。オイラーと悩むところだけど、推しの数式はマクスウェル方程式。

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著者プロフィール

高水 裕一(たかみず・ゆういち):1980年東京生まれ。早稲田大学理工学部物理学科卒業。東京大学大学院、京都大学大学院を経て、英国ケンブリッジ大学理論宇宙センターに所属し、スティーブン・ホーキング博士に師事。現在、筑波大学計算科学研究センター研究員を務める。専門は宇宙論。主な著書に『時間は逆戻りするのか』『宇宙人と出会う前に読む本』(講談社ブルーバックス)『ウルトラマンと学ぶ 宇宙と生命体』(講談社)、『物理学者、SF映画にハマる』(光文社新書)、『宇宙の秘密を解き明かす24のスゴい数式』(幻冬舎新書)、『面白くて眠れなくなる宇宙』(PHP研究所)などがある。

「2023年 『宇宙最強物質決定戦』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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