ほねがらみ (幻冬舎文庫) [Kindle]

著者 :
  • 幻冬舎
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感想・レビュー・書評

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  • 何この不気味な怖さ!!:(´ºωº`):

    不気味不気味不気味!!!

    面白すぎ!!



    『異端の祝祭』を読んだ時にも感じた、この異様な不気味さ…(;´Д`)

    その不気味さが数倍になって攻めてきた……!!

    これ、デビュー作なんですか…。
    こんなんカクヨムで読んでいたら気になって眠れなかっただろうに…。
    天才や…。

    『異端の祝祭』にも共通してみられる久作風手法である『音』。
    「チャカポコ」ならぬ「ケエコケエコ」で心を掴まれるも、『ほねがらみ』では「▪️▪️▪️▪️」と…。
    加えて支離滅裂な言葉の羅列。
    ずるいでしょ。
    怖いもん。
    オチましたよ。
    惚れてまうやろ。
    こーゆーの大好きなんです…ええ‎߹ㅁ‎߹)♡

    私がホラーで最もビビる「ドキュメント」形式のホラー小説。

    インタビューや手記で入手した怪談を収集し、民俗学者の友人と調査する。

    後輩や同僚がおかしくなっていくのですが…

    言動が怖い!!!!
    めっちゃ怖い!!!

    (私が怖がる)ツボを心得ている!!!

    気持ち悪いです。
    好きです。
    ファンになりました⁝(ᵒ̴̶̷᷄⌑ ᵒ̴̶̷᷅   )⁝
    他の本も読みます♡




  • 怒涛の勢いの如く迫りくる恐怖に恐れおののいた!!
    やべーぞ!!これ!!( ゚◻︎ ゚)
    何度鳥肌立ったかわかりませーん!!((((;´・ω・`)))
    いい意味でだりぃーー!!((((・ー・)))))))
    最高の怖さやないかーーい!!ヒィィィィィ(゚ロ゚;ノ)ノ

    主人公の「私」の趣味は怪談蒐集
    私の元に送られてくる怪談話……
    一見バラバラに見えた怪談が
    徐々に繋がりをみせ…そして驚愕の真実が明らかに……


    序盤から飛ばしはくりなホラー
    リレー方式の様に関わる。すべての人間に
    祟りまくる怪異…まるで
    リングの呪いのビデオの様に連鎖していくぅー
    とにかくホラーの見せ方がうまい!!
    怪異の描写だったり
    重要なところは伏字にしたり
    そして…………あれをあれしたりね♪(≖ᴗ≖ )ニヤリ
    様々工夫がされていてすんごい怖かったよ!!
    物語もドキュメント風になっていて面白い!!
    最初から最後まで楽しませてくれる
    作品でした〜
    今回はあまり内容を書かない事にしました。
    とにかく四の五の言わずに読んで欲しいwww
    そのぐらいおすすめです!
    この夏ぶっ飛んだホラーを求めているなら
    ほねがらみは超おすすめです!!
    ほねがらみは超おすすめです!!
    ほねがらみは超おすすめです!!
    ほねがらみは超おすすめです!!
    ほねがらみは超おすすめです!!
    www爆笑ꉂꉂ(ᵔᗜᵔ*)

  • ホラーかミステリかどちらかと言われれればわかりませんが、とても面白かったです。
    あそこのあの部分とかわかりました(⁠•⁠‿⁠•⁠)

  • 軽めの三津田信三
    「私」が少しずつ怪異に侵食されて
    だんだんおかしくなっていく様子は不気味でした。
    水谷気持ち悪すぎです。
    居酒屋の店員さんには、水谷と私がどんな姿に見えたんだろうと気になりました。

    ただ、自分が爬虫類関係が割と好きで
    蛇とかトカゲとか可愛いと思ってしまうせいか
    最終的に襲いかかってきたアレが全然怖くなかったです。
    ホラー小説って映画と違って
    自分の想像力が試されるというか
    文字に入り込んで恐怖を味わうので
    きっと蛇=可愛らしい が影響してしまってます。
    自分の想像力の乏しさよ、、、、

  • 一見繋がりのなさそうな複数の話が一つに繋がっていく。
    その個々の話がどれもこれも気味が悪い。しかも、それらの話を語り手の元に持ち込み、無理矢理読ませようとする人物達の悪意と狂気を孕んだ様子が一層と不気味で、ああ、これは絶対に関わってはいけない話だと予感させる。
    案の定、手記を読んだ主人公の「私」にも徐々に障りが顕われはじめ、夢、幻覚、死体、そして、訪れる後輩の水谷の存在。そららが兎に角気持ち悪いし悍ましい。
    神、人柱、贄、憑きもの筋、調べてはいけない言葉……

    と、イイ感じに読み進めていたのですが、キリスト教の話に繋がるあたりで何となく醒めてしまいました。

  • 作者はすご〜くホラーが好きで、深掘って調べてるんだろうねぇ。細かい…。
    「ず」のページにはまいった!どこまで続くねん?と。

    話を聞くと影響を受ける類の話は、読んでいる時に、私のところにも来るかな?という怖さがあるはずなんだけど、想像力ないのかなー?全く来そうな気配すら感じなかったのが残念。

  • ちょっとだけ難しかった。
    でも面白い!ってのはわかります。
    だだ、私の頭が良くない。
    また読み返したい。
    凄く読みやすいから。

  • それぞれの話がやがて一つに繋がっているのが分かってくるのにゾワゾワした。
    最後の最後、まさかの展開でいい意味で後味の悪い終わり方だった。

  • 奇書が読みたいアライさんのおすすめ。おなじみの民俗的なモチーフから意外な場所に着地した印象だった。多分webで読む方が媒体としてふさわしかったかもしれない。

  • 怖かったァァァ(´°̥ω°̥`)
    意味がわからなくてゾワゾワして気持ち悪い!
    これ褒めてます!!
    不気味で奇妙でとにかく怖くて面白かった!!
    はっきりとわからない恐怖…やばい…!!

    主人公は時系列がバラバラな怖い話の体験談をいくつも集めていくのですが、いつの間にかその全てがひとつに繋がっていたという…
    なんとも不気味で恐ろしい展開に読みながら何度も後ろを振り返ってしまいましたw

    いや~~~すごいきちんとしたホラー小説!!
    とっても面白かったです❀.(*´▽`*)❀.

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著者プロフィール

東京都生まれ。2020年、カクヨムにて発表した中編「ほねがらみ‐某所怪談レポートー」がTwitterで話題となり、書籍化決定。21年、同作を改題した『ほねがらみ』でデビュー。古今東西のホラー映画・ホラー小説を偏愛する。

「2023年 『聖者の落角』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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