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感想・レビュー・書評
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#毎日新聞社
#三國連太郎 「 #白い道 」
#法然 と#親鸞 の歴史小説。上中巻を通して 法然と平清盛を対照的に描いている。民衆から搾取した権力者の平清盛と 搾取された民衆の救済を試みる法然という位置付け。下巻は 親鸞の開眼遍歴
大原問答(法然と顕真による)、法然と浄空の対話、遊女や平家遺児の言葉に開眼した親鸞など 宗教論争のシーンは 真に迫る感じで面白い
タイトルの「白い道」は、平等観に支えられ、万人救済を目指す専修念仏の道であり、末法の時代において、何が真なのか、生命の自覚に至る道を意味しているのだと思う
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