神薙虚無最後の事件 [Kindle]

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  • 講談社
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感想・レビュー・書評

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  • いつも何かのランキングや誰かのおすすめを参考にして本を手に取るぼくが、珍しく書店でそのタイトルと装丁と帯から「ジャケ買い」(※正確には帰宅後、著者のTwitterから半額ポイント還元中であることを知ったKindle買いだけど…)した作品。
    リーダビリティが高くラノベ的軽妙さのある登場人物らのやりとりや、多重解決、作中作、館、名探偵…など大好物がてんこもり。
    作中作の中二的「二つ名」や「武器名」には笑った。

  • なかなか面白かったです。ある意味ロジックというよりぶっ飛んだものでロジックを飛ばしてしまった作品かな。
    あと、作中作の名前とか二つなとか現代パートの主人公とか西尾維新の影響もあったりするのかな。
    とにかく面白かった。

  • 本格ミステリの醍醐味でもある「作中作」×「多重推理」の見事なコラボ。待ち受ける「洋館」&「密室」の胸踊るステージ。そして代名詞ともいうべき「名探偵」VS「怪盗王」の頭脳バトル。真相より真相らしい、真相を超えた真相を追求した結果、手に入れた真相はいかなるものか…存分に堪能しましょう!

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著者プロフィール

【紺野天龍(こんの・てんりゅう)】
第23回電撃小説大賞に応募した「ウィアドの戦術師」を改題した『ゼロの戦術師』で2018年にデビュー。他の著作に新機軸特殊設定ミステリとして話題となった『錬金術師の密室』『錬金術師の消失』、『シンデレラ城の殺人』などがある。新時代本格ミステリの書き手として期待される新鋭。
本書は、2012年にメフィスト賞座談会に掲載された『朝凪水素最後の事件』、第29回鮎川哲也賞最終候補となった同名作品をプロトタイプに全面的に改稿した作品。

「2022年 『神薙虚無最後の事件』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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