話すための思考が身につく！　中国語文法講義 [Kindle]

著者 : 林松涛

• アスク (2022年6月29日発売)

感想・レビュー・書評

[Yumiyaさんの感想 · 2023年1月26日]

文法についてもっと自覚的な知識にしたくて、この本を購入しました。
ネイティブの感覚と視点で書かれていて、一般的な文法書よりわかりやすい部分も多いです。スっと納得できたり、なるほどネイティブはこう感じているのかと思ったり、特に日本人にとって一番の鬼門と言える「了」については、新しい見方ができるようになりました。
ただ著者の個人的な感覚なのでは？と思う部分もありました。この文法書だけではなく、いくつかの文法書を読んで、どのような解釈が一般的なのかを知ることも必要な気がします。
私は通読しましたが、中国語の勉強のためであれば、文法的に分からない部分だけを引いて読むととても勉強になると思いますし、そのような使い方なら解釈云々は特に気にならないと思います。

著者プロフィール

中国語教室・翻訳工房「語林」経営するほか、拓殖大学で教鞭をとっている。書籍・論文・ビジネス書の翻訳多数。

「2013年 『シンプル公式で　中国語の語順を制す』 で使われていた紹介文から引用しています。」