水族館ガール9 (実業之日本社文庫) [Kindle]

著者 :
  • 実業之日本社
5.00
  • (2)
  • (0)
  • (0)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 7
感想 : 2
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・電子書籍 (310ページ)

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • アクアパークの存続の危機が訪れる。千葉湾岸市が沿岸エリア事業を見直すと通告、名乗りを挙げたライバルとのプレゼンに望む。由香や梶たちは様々な人に話を聞き、水族館のあり方を改めて考え直す。プラス、マイナスのバランスって何事にも大事なんだなと実感。水族館の役割、水族と人との営みや生態系など思い知った。アクアパークの面々によるサプライズ的な梶と由香の結婚式。緊迫した話が続くなか、最後にドジトレ由香に笑わせてもらった。今度どこかの水族館に行ったら水槽やトレーナーを違った目で見れそうなシリーズだった。

  • 7年前に何となく第1作を手に取ったのが水族の魅力にハマってしまい気付けば9作目に。特に今作は自然と人との在り方についてかなり深く掘り下げるところがありもはや学問として傾聴。もちろん主人公由香をはじめ温かな面々はそのまま。どれ鳥羽水にでも行ってくるか。

全2件中 1 - 2件を表示

著者プロフィール

1965年兵庫県生まれ。金融機関の勤務を経て、2005年『時は静かに戦慄(わなな)く』で第6回ホラーサスペンス大賞特別賞を受賞しデビュー。著書は「水族館ガール」シリーズのほか、『銀行占拠』『本日の議題は誘拐』『王子になるまでキスしない』がある。

「2022年 『水族館ガール9』 で使われていた紹介文から引用しています。」

木宮条太郎の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×