みんな違う。それでも、チームで仕事を進めるために大切なこと。 [Kindle]

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  • ディスカヴァー・トゥエンティワン
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  • 「ドライで優しいリーダー論」という
    キャッチーなフレーズ通り。まさにドライで優しい。

    第一章の「劣等感を否定しなくていい」に救われた。
    劣等感を抱いては他責思考になり、自分には向いてないなと思うこともあったけれど、
    「生まれ持ったものをどうチームに活かすか」を軸に考え直すことは正しいことを再認識した。

    自分のためではなく、より良いチームのために、と考えた上で
    各々が生まれ持った得意な分野を活かしていけば、各々の弱い部分を補い合える。
    だから、自分の足りない能力を無理に手に入れようと踠かなくても良い、ということだろう。

    第四章は、共感と同情の違いが最も印象的だった。
    共感は、広い視野で、自分自身だけでなく「状況」
    や「相手」を見る。相手の感情、思考、状況を頭で考えること。
    だから鍛えられる能力だと書いてある。

    自分の経験則に基づいて、一歩引いて頭で考えることも重要。冷静に相手の感情や状況を整理す?こと。
    行動に移すのはとても難しいことだけれど、
    意識することはできるかも。
    相手に入り込むんじゃなくて、一歩引くことが大事。

  • うん、良かった!冷静で、判断基準が明確だなと思った!でもまだ今の私にはむずかしい、、もっと感情的かも、、

  • 読みやすい。分かりやすい言葉でリーダーのあり方を伝えてくれている。

  • アドラーの共同体感覚がわかる面白い本

  • 今の時代のリーダとしての心構えやメンバとの接し方について書かれた本。
    具体的な手法はあまりないが、どのような意識をすべきか・どう線引すべきかなどが示されている。
    確固たる意思がある人、というよりはリーダポジションが苦手な人や優しい・共感しがちな人にはオススメ。

    個人的には、メンバに注意するときの在り方や目標・目的の捉え方の章が役に立ちそうだと感じた。
    (Prime Readingにて読了)

  • アドラー心理学をベースにしたマネジメント本。
    かなり基本的な内容のためサッと読める。
    導入に読むにはいいかも。

  • 表紙を見て、チームリーダー向けなのかと思って読み始めました。でも、その割にはものすごく噛み砕いて優しく書いてあります。だからちょっと間延び感も…

    でも、チームワークで苦戦しているみんなにおすすめデス。独りよがりにならないために、どう捉えていくかを考えやすくなる本です。

  • 短くて平易な内容であるため、疲れているときにおすすめ。
    アドラー心理学をビジネスに応用しているためか、やや中身が薄いと感じた箇所もあるが、所々で深く刺さる様な内容もあった(劣等感と劣等感コンプレックスの違いなど)。

  • そう!そう!って頷く本。

  • アドラー心理学の考え方をもとに、リーダーがどのように考えるのかを教えてくれる。上司も部下も役割が違うだけで、お互いを理解し、言いたいことを言い合える心理的安全性を構築することがリーダーの役割である。そもそも、なぜ働くのかを考えるというのは、言われてみたらそれだけなのだが、とても重要な考え方だと思う。

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著者プロフィール

1947年栃木県生まれ。早稲田大学卒業。1985年、有限会社ヒューマン・ギルドを設立。代表取締役。アドラー心理学カウンセリング指導者、上級教育カウンセラー。2つの大学のほか独立行政法人系の看護学校の非常勤講師を歴任。
著書は『マンガでやさしくわかるアドラー心理学』シリーズ(日本能率協会マネジメントセンター)、『人生が大きく変わる アドラー心理学入門』(かんき出版)、『男と女のアドラー心理学』(青春出版社)など多数。

「2017年 『看護師のためのアドラー心理学』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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