みんな違う。それでも、チームで仕事を進めるために大切なこと。 [Kindle]
- ディスカヴァー・トゥエンティワン (2022年8月26日発売)
- Amazon.co.jp ・電子書籍 (191ページ)
感想・レビュー・書評
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「ドライで優しいリーダー論」という
キャッチーなフレーズ通り。まさにドライで優しい。
第一章の「劣等感を否定しなくていい」に救われた。
劣等感を抱いては他責思考になり、自分には向いてないなと思うこともあったけれど、
「生まれ持ったものをどうチームに活かすか」を軸に考え直すことは正しいことを再認識した。
自分のためではなく、より良いチームのために、と考えた上で
各々が生まれ持った得意な分野を活かしていけば、各々の弱い部分を補い合える。
だから、自分の足りない能力を無理に手に入れようと踠かなくても良い、ということだろう。
第四章は、共感と同情の違いが最も印象的だった。
共感は、広い視野で、自分自身だけでなく「状況」
や「相手」を見る。相手の感情、思考、状況を頭で考えること。
だから鍛えられる能力だと書いてある。
自分の経験則に基づいて、一歩引いて頭で考えることも重要。冷静に相手の感情や状況を整理す?こと。
行動に移すのはとても難しいことだけれど、
意識することはできるかも。
相手に入り込むんじゃなくて、一歩引くことが大事。
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うん、良かった!冷静で、判断基準が明確だなと思った!でもまだ今の私にはむずかしい、、もっと感情的かも、、
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読みやすい。分かりやすい言葉でリーダーのあり方を伝えてくれている。
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アドラーの共同体感覚がわかる面白い本
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今の時代のリーダとしての心構えやメンバとの接し方について書かれた本。
具体的な手法はあまりないが、どのような意識をすべきか・どう線引すべきかなどが示されている。
確固たる意思がある人、というよりはリーダポジションが苦手な人や優しい・共感しがちな人にはオススメ。
個人的には、メンバに注意するときの在り方や目標・目的の捉え方の章が役に立ちそうだと感じた。
(Prime Readingにて読了) -
アドラー心理学をベースにしたマネジメント本。
かなり基本的な内容のためサッと読める。
導入に読むにはいいかも。 -
表紙を見て、チームリーダー向けなのかと思って読み始めました。でも、その割にはものすごく噛み砕いて優しく書いてあります。だからちょっと間延び感も…
でも、チームワークで苦戦しているみんなにおすすめデス。独りよがりにならないために、どう捉えていくかを考えやすくなる本です。 -
短くて平易な内容であるため、疲れているときにおすすめ。
アドラー心理学をビジネスに応用しているためか、やや中身が薄いと感じた箇所もあるが、所々で深く刺さる様な内容もあった(劣等感と劣等感コンプレックスの違いなど)。 -
そう!そう!って頷く本。
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アドラー心理学の考え方をもとに、リーダーがどのように考えるのかを教えてくれる。上司も部下も役割が違うだけで、お互いを理解し、言いたいことを言い合える心理的安全性を構築することがリーダーの役割である。そもそも、なぜ働くのかを考えるというのは、言われてみたらそれだけなのだが、とても重要な考え方だと思う。