ダンジョン飯 12巻 (HARTA COMIX) [Kindle]

著者 :
  • KADOKAWA
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感想・レビュー・書評

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  • 馬鹿馬鹿しくて深い。

    なんで私ばっかりこんな目にってこと、あるよね。
    じゃぁ全部思う通りになれば本当に幸せなのかといえば…?
    え、「幸せ」とはなんぞや。
    変だよね、やなこと全部なくなればいいはずなのに、なかったら、嬉しいことも味気なく色褪せてしまうなんて、逆説的。

    翼獅子がじわじわ力を増し侵食してきて怖い。
    今までを知ってるから…ダークサイドに堕ちてしまったのをみるのなかなかきつかった。

    全部が食べ物の例えなのもおもろかったww
    そういう軽さとのバランスもこ難しい話じゃなくて、バカバカしくてすごく良い。
    チルチャックの家族に激反応するマルシルがオバチャンすぎるwww

    あと、ラスト付近の地上の女の子のとこと、迷宮で魔物との圧倒的力の差を見せつけられるとこ。
    宮部みゆきさんのブレイブストーリーで魔物たちが地上に現れた時を思い出してた。現実感のなさというか。恐怖を通り越して。


    ライオス、もしかして翼獅子の願いでさえ、叶えちゃったりしてね?

  • 発売から2週間も経ってしまいましたが、やっと読みました。

    結構シビアな状況であるにも関わらず、相変わらずの飯テロジョーク的展開でクスクスと笑いながら読むことができました。いや、それにしても、マルシルもライオスも、ある意味、欲望のままに生きてますね(笑)。


    2週間も放っておいたのは、最初の数ページを読んだときに、「え?前巻のストーリーが全く思い出せない。何がどうなったんだっけ?やばい!」と思って、読み返そうとしていたから。11巻を読み始めたら、10巻を開き、あれっと思って9巻を開き、あれれ?と思って8巻を…となっていって、いや、そもそも最初から読んだ方がいいんじゃね?となっていたんですよね。

    でも、そんな時間が取れるはずもなく、ええいっままよっ!と読んでみたら、面白かったので、案ずるより生むが易し、ってことでした。



    いや、でも、剣助との出会とか、カブルーたちとのあれこれとか、絵画の世界とか、12巻につながるいろいろな設定の細かいところを覚えていないので、やっぱり1巻から読み直してみようかと思ってます。



    登場人物が増えてきて、ちょっと複雑にはなってきたけど、通奏低音で流れているコミカルな飯テロ要素が優秀で、細かいところをぶっ飛ばしての面白さですね。さすがダンジョン飯。こういう、自分のテイストにガッチリ合っている漫画に出会えたことに感謝しますわ〜。

  • 迷宮の主となったマルシル、種族間の寿命の差をなくするため、地上に侵攻。ライオスたちは、それを阻止するために動き、マルシルの説得に成功。

  •  オークに捉まるシュロー。ライオスの名を聞いてオークもシュローもかけつけたナマリも意気投合? 新しい主の誕生で迷宮が変わり始める。ファンシーな魔物達と一緒に進軍するマルシル。有翼の獅子に励まされマルシルの欲望は限りない。マルシルの欲望にはマルシルの悲しい生まれが関係していた。しかし獅子はライオスのことも諦めきれない様子。獅子は悪魔だが本人に悪意はない。(迷宮-1-/迷宮-2-/寄生虫/食物連鎖/郷土料理/マルシル-1-/マルシル-2-/マルシル-3-/マルシル-4-/モンスターよもやま話-12-)

  • まとめ買いイッキ読み中。
    迷宮の主となり、詐欺師のような悪魔のやり口で、どんどんヤバい方に向かっていくマルシル。
    俗物であればあるほど悪魔にそそのかされやすいよなと。
    マルシルはかなりスゲえ魔法使いだけど、精神はかなりの俗物だからなあ。
    それでもマルシルはマルシル。
    ライオスたちならなんとかなりそうである。
    なにぶんライオスたちは、マルシルや悪魔のかなり上をいくイかれ野郎だからな(笑)
    しかしコレどうやって収束すんの?
    悪魔なんて倒せるの?

  • 健康的な生活こそが長生きの秘訣!!
    ダンジョン飯は大事なことを教えてくれる、健全な漫画です!
    兎にも角にもバランスの良い食事!!早寝早起き!!適度な運動!!これで君も長命種に!!!!

  • 翼獅子に唆されて闇落ちするマルシル
    ライオスの説得すらきかない
    外の世界も飲み込もうとする
    ライオスの再びの変な説得で正気を取り戻す

  • ライオスの理論には結構感情移入するんですが、この理屈でいいのか!? 解決したの!? と混乱。
    あとロウコクロリディウムはマジやめて…

  • ライオスは現実社会で近くにいたら絶対友達になりたくないタイプ。自分の世界を持っていて、天然。でもなんだか新しい解決策を見出だしてくれそーな予感がする。

  • ライオスに対するみんなの信頼(のなさ)が微笑ましいしラーメンはおいしそう

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著者プロフィール

pixivやコミティアで活動し、2011年、短編集『竜の学校は山の上 九井諒子作品集』でデビュー。13年『ひきだしにテラリウム』で、第17回「文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞」を受賞。14年より「ハルタ」にて連載開始した『ダンジョン飯』は、「2015年度コミックナタリー大賞」「このマンガがすごい!2016」オトコ編、「THE BEST MANGA 2016 このマンガを読め!」「全国書店員が選んだマンガランキング2016」と数々の賞で1位を獲得した。

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