編めば編むほどわたしはわたしになっていった [Kindle]

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  • 新潮社
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  • Amazon.co.jp ・電子書籍 (195ページ)

感想・レビュー・書評

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  • 生きてゆくことの道のりとその心の内を丁寧に描く。それでも「なぜこの人が今こういう仕事をするようになったか」がちょっと見えてこない。

  • 編みものの本かと思ったら私生活や幼少期の思い出メインのエッセイだった。
    不思議な味わいのあるエピソード揃いで、特にお母さんやお婆さんにまつわる出来事がとても面白かったので、ぜひその他の逸話も続編として書いていただきたいと思った。
    (お母さんお手製の、姉妹お揃いフリフリショーツの実物がめっちゃ気になる)

  •  編み物をしている人なら必ずどこかで聞いたことがあるくらい(この界隈で)有名な編み物作家さんのエッセイ。新潮社のサイトで試し読み(https://www.shinchosha.co.jp/book/354781/preview/)して購入を決めた。
     一番最初の話である「三國さん」の話がとても好きだけど、全編を通して言葉の選び方とか、世界観とか、三國さんの感性が輝いている一冊。よしもとばななさんのキッチンとかが好きなら読んでみて損はない本だと思う。 

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著者プロフィール

ニットデザイナー。書籍やキットでの作品発表で活躍する一方、プロダクトデザイン、ヴィンテージの洋服や雑貨のバイイング、スタイリング、エッセーの連載なども手がける。気仙沼ニッティングデザイナー。
著書に『編みものこもの』、『編みものワードローブ』、『きょうの編みもの』、『冬の日の編みもの』、『編みものともだち』、『アラン、ロンドン、フェアアイル 編みもの修学旅行』(以上文化出版局)、『うれしいセーター』、『I PLAY KNIT.』(以上ほぼ日ブックス)がある。

「2020年 『ミクニッツ 大物編+小物編』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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