亀裂 創業家の悲劇 [Kindle]

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  • 講談社
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感想・レビュー・書評

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  • 創業家にまつわる騒動の隠された真実を知ることが出来た。水面下で繰り広げられていた儲け話の金額は桁違い。まさに別世界の怖い話も登場する。時代の流れと共に変貌をとげた企業や経営者の姿に学びつつ、寂しさも感じた。

  • 2024/02/11

  • ずっと下世話だった

  • 最後までとても面白く読めました。
    個人的には骨肉の争いとなるケース、詐欺にあうケースなどは興味深く読めました。
    大体似た話のようにも見えるので、どこも悩みは一緒なのだなと感じました。

  • 結構M資金で騙される経営者が多いのでびっくり。
    創業者から2代目に引き継ぎたい心情はわからなくもないが、会社が社会的な公器であることを考えると能力に欠ける身内を経営まで任せるのは疑問に思う。
    ソニーの盛田家のボンクラ長男の散財ぶりにはあきれて笑ってしまうひどさ。
    1.ユニバーサルエンターテインメント
    2.日韓ロッテグループ
    3.大塚家具
    4.大戸屋HD コロワイド
    5.セイコーG 和光 HIS(澤田)
    6.国際興業
    7.ソニーG ロッテアライアリゾート 盛田 F1
    8.ゲオG
    9.村上世彰

  • 創業家のお家騒動のドキュメント。大塚家具の父と娘の争いはむごい。頭でっかちの娘が優良企業をつぶした。ソニーの盛田家ことは知らなかった。バカ息子にビジネスを継がせてはいけない。その点ホンダは素晴らしい

  • 親族同士の争いに加えて、幾つもの会社、お金の流れがややこしい。それに追いつくのに精一杯でなかなか頭に入ってこない。もっと図解を取り入れるなどして分かりやすくしてほしい。村上ファンドの話とあとがきは要らないだろ。

  • ユニバーサル(岡田家)、ロッテ(重光家)、大塚家具、大戸屋(三森家)、セイコー(服部家)、国際興業(小佐野家)、ソニー(盛田家)、ゲオホールデイングス(遠藤家)、村上ファンド等、歴史的な名門企業の栄枯盛衰と創業者及び後継一族の運命のレポート。企業歴史考察にも読み応えある一冊。

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著者プロフィール

1968年愛知県生まれ。93年早稲田大学教育学部卒業。日刊工業新聞社を経て、98年から東洋経済新報社記者。2009年に同社を退社、現在はフリーランスのジャーナリストとして『週刊東洋経済』『文藝春秋』『FACTA』など各誌を中心に多数寄稿。
『ドキュメント ゼネコン自壊』『粉飾の論理』、新潮ドキュメント賞候補になった『凋落 木村剛と大島健伸』(以上、東洋経済新報社)、『創価学会秘史』(講談社)などの著書がある。

「2022年 『亀裂 創業家の悲劇』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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