邪宗館の惨劇 作家・那々木悠志郎シリーズ (角川ホラー文庫) [Kindle]
- KADOKAWA (2022年9月21日発売)
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感想 : 2件
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- Amazon.co.jp ・電子書籍 (353ページ)
感想・レビュー・書評
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読み始めたらスルッと入り良く、そしてすぐに没頭してしまう面白さでした!
何度もくる盛り上がりが長く激しいジェットコースターに乗せられているようなスピード展開。
タイムループ、クローズドサークル、カルト宗教、阿泉先生テイストが光るホラーと、色々贅沢なホラーミステリー体験でワクワクしました。変わらず痛怖かったですけど!(笑)
これでもかの謎と恐怖と驚愕の真相、そして胸が切なくもなるけれど、お互いが想い合う温かな心に触れられる物語でもありました。
伏線回収もスッキリ。裏辺さんとのコンビもコミカルで好き。ちょっと大人げない(笑)会話の遣り取りは緩和剤。
那々木先生サイドはまだまだ何か不穏なるものがあるようなので、これから対峙する事になるのかな?と思いつつ、あの方の死に何があったのかも気になる所。続刊が待ち遠しいシリーズです。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ちょっと前作に比べると内容が薄い気か・・・
シリーズ物になってしまうと、中継ぎ的作品が出てきてしまうのがイマイチ
単独でも読めて、シリーズでもあるというのは、非常に楽しめるので歓迎すべきなのだが
人宝教VS那々木で進むのはあまり興味を引かないかな
第1作目の真祖などは、ミステリ作品としても秀逸だと思ったりで、今作も、やはりそのあたりはよくできているんだけど
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