マチルダは小さな大天才 ロアルド・ダール　コレクション [Kindle]

著者 : ロアルド・ダール 宮下嶺夫

• 評論社 (2005年9月1日発売)

感想・レビュー・書評

[dodosanpoさんの感想 · 2023年4月15日]

評判がいいので読み始めたものの、最初は登場人物たちのあまりの悪口雑言ぶりに辟易して、途中で読むのを止めたくなりました。特に女校長の生徒たちへのののしり、虐待は辛くて多少読み飛ばしてしまった所もあります。で、どうなるかと思っていたら、意外な展開で、最後は爽やかといいたいようなハッピーエンド。なるほどなあ、これがロアルド・ダール人気の秘密なんだ。とにかく今の時代、読んでソンはない児童書でした。

著者プロフィール

ロアルド・ダール（Roald Dahl）
1916年9月13日 - 1990年11月23日
イギリス・ウェールズのカーディフにて、ノルウェー移民の両親のもとに生まれた。第二次大戦中にイギリス空軍エースパイロットとして活躍するが、事故で重傷を負う。その時代の逸話をもとに、作家デビュー。ブラックユーモアあふれる短編小説、児童文学の書き手となった。
代表作に、『チョコレート工場の秘密』。ティム・バートン監督にジョニー・デップ主演で『チャーリーとチョコレート工場』として映画化された。他にも『父さんギツネバンザイ』などがあり、『ファンタスティック Mr.FOX』として映画化された。