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感想・レビュー・書評
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20231208ー1221 夫から借りた。このところ、必ずしも自分の趣味嗜好に合致しているとは言えない本ばかり読んでいたので久々にすんなり読めたと思う。筆者はあくまで欧米の先進国市場経済の中で社会の分断が生じている、と述べているが同様の危機は日本にもあてはまるだろう。おそらく(欧州はよくわからないが)米国のほうが文化の分断は深いのではないだろうか。
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「資本家」対「労働者」から「大都市エリート」対「土着の国民」になってること。
そして左右ではなく「上下」対立の時代になってることを説いていて、ポピュリズムに関しても現象と書いてるのが印象に残りました。
対策としては庶民層の利益や見解を代弁し、政治に反映させる拮抗力が必要なため、労働組合など様々な中間団体を再生させる必要があるなのですが、これは一概にいい方向にいくかというと微妙な感じもします。 -
本当の意味でのリベラルを感じる所でもある。決してトランプを肯定しているのではなく、否定的な情報だけでなく、事実を淡々と述べている所などは特に。確かに右と左の時代ではない。どちらかと言うと現実的か非現実的かの二分化の様な気もする。時間を空けて再読したい。
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