週刊東洋経済 2022年12/24-12/31【新春合併特大号】(2023年大予測 108のテーマで混沌の時代を完全解明!)
- 東洋経済新報社 (2022年12月19日発売)
- Amazon.co.jp ・雑誌 (240ページ)
- / ISBN・EAN: 4910201351220
感想・レビュー・書評
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柳井さんの、日本企業はもっと付加価値を上げる努力をすべきだ、というのが印象的だった。
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図書館で 2023年大予測
いろいろ頭の中が整理させた気がする〜 -
読み応えがあり、経済の主要トピックを概観できる、良い特集だった。
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「108のテーマで混沌の時代を完全解明!」ということで、様々な分野の「大予測」をしている。
世界経済はどうなるか、現在のメインシナリオはソフトランディングとしている。
ベストシナリオは、米国が行っている金融引締めがうまく行き、高インフレが早めに抑えられると指摘している。
その一方で、ワーストシナリオは、インフレが高止まりしてFRBがさらなる利上げや高い金利水準を維持せざるを得なくなる。
その結果、景気後退はさらに深まり、その影響が世界経済に波及することになる。
日本経済については、エコノミスト17人にアンケートした結果、世界経済の減速が広がり日本にも及ぶとしている。
賃上げに関しては進みはするが、景気を押し上げるほどではないと見ている。
トップ企業経営者23人が回答したアンケートによると、23年の日本経済は22年と比べてどうなると聞いたところ、よくなるが16人。
景気回復の主因として大きいものはと聞いたところ、個人消費の回復を13人が回答している。
その一方で懸念材料では、インフレや原材料価格の上昇が一番多い。
各業界についても取り上げているが、1番気になったのは食品だ。
ベストシナリオは、原料高、円安が落ち着き採算改善に向かうが、ワーストシナリオは、一段のコスト上昇で値上げラッシュ再来としている。
具体的な食卓に必需品の価格の上昇が載っている。
キャノーラ油(1キログラム)は、平年比+54.2%の509円、小麦粉(1キログラム)は、+22.3%の323円。
物の値段が上がっても最終的に働く人の月給や時給が上がればいいが、なかなかそうならないからなあ。