作りたい女と食べたい女 3 (it COMICS) [Kindle]

著者 : ゆざきさかおみ

• KADOKAWA (2022年11月15日発売)

感想・レビュー・書評

[松子さんの感想 · 2023年2月19日]

ゆざきさかおみさん
『作りたい女と食べたい女』1〜3巻

女の子どうしの恋のお話かと思ったら…
違った！そうなんだけど、それだけじゃなかった！
作りたい女、野本さんと
食べたい女、春日さんの恋と食のお話を軸に、「本当の自分とは」、「自分が納得できる、自分だけの形」等、人には色々な生き方や価値観がある事を考えさせられる。

自分の人生を自分らしく生きていきたい。そんな気持ちを丁寧な解説と優しい励ましとユーモアのあるストーリーで、肯定してくれるような優しい漫画。

登場人物が魅力的なのです。
女の人が好きだと気付いた野本さん
女らしさと家族としての歯車となる事を強制され家族から逃げてきた春日さん。
食事が好きじゃない南雲さん。

特にこの南雲さんのお話は勉強になりました。
子供の食が細くて、私はつい南雲さんの家族のようになりがちで子供を傷つけてなかったかなぁ？と考えられたので…。

本書から伝わってくるのは
ありのままの自分を受け入れてもらえる安心感と多幸感。
続きがとっても気になります。

[ブイ友さんの感想 · 2024年5月17日]

カレーと、ナンと、ラッシー。最強トリオじゃないですか！しかも、カレーの種類多すぎ！

[daiyuuki24さんの感想 · 2024年2月6日]

自身の想いを自覚した野本さんと家族との関係に悩む春日さん。
隣に新しく越してきた南雲さんや、野本さんの旧知のフォロワー・矢子さんと新たな交流の輪も広がり、想いも悩みも深まる第3巻。

贅沢なルックスのお雑煮、節約レシピでオススメの天かすと豆腐の卵とじ、焼き餅パーティなどの美味しい料理、Twitterでの友人の矢子さんと野本さんが電話しながらの映画同時視聴会や会食恐怖症の南雲さんを交えての食事会、家族との関係に悩む中で野本さんと家族になりたい思いに気づいた春日さんや家族にも隠していた会食恐怖症を野本さんや春日さんに受け入れてもらえた南雲さんの心情の変化、飯テロだけでなくヒューマンドラマ色も強くなった３巻。

[たまネコ♪さんの感想 · 2023年8月11日]

女らしさとは、家族らしさとは‥
「ジェンダー平等G7最下位の日本」
このモヤモヤした感じは何だろう。
登場人物が２人増えてトークが賑やかになってきた！
2人の進展は如何に‼︎

[めぐすりさんの感想 · 2023年11月5日]

ナップサック〜〜

[mylteさんの感想 · 2023年6月7日]

購入済み　読了

[Double-Kさんの感想 · 2023年4月22日]

連載読んでいるけど、この巻に収録されている親や家族への話や考え方は、リアルだとしんどいよなぁ。
ところで、野本さんと矢子さんって、当初はネットの知り合いだけだったのか。

[四木さんの感想 · 2023年2月28日]

彼女たちがやっているパーティー、真似っこしたくなります。どれも楽しそうです。美味しそうです。

家族問題が出てくるようになって、正直苦しいです。それぞれ、後悔ない選択をしてほしいです。
何より、ご自分の心に嘘をついてほしくないです。自分が感じていること、考えていることを大切にしてください。

彼女たちの、穏やかな日々が続きますように……。


（以下、読みながら綴った感想）


2022/11/24　p.3-64

p.6
いくら入りのお雑煮！　美味しそうです〜！

p.26
え〜、ビデオ通話するくらいなら会いに行っちゃえばいいのに！　とか、おもってしまいます。
でもそれぞれの生活がありますからね。彼女たちなりの距離感、いい感じです。

p.40〜
お餅パーティ……やりたくなってきました。どなたかお付き合いしてくれないか、友人に聞いてみますか。


2023/02/23　p.65-177

p.65
“
やっぱり
世間的には

家族や親とは
仲良してるのが
普通なんだろうな…
”
普通なんて、人によります。そういうご家庭もあるってことですよ。

p.72
“
自分のこと
話して

否定
されないのは

…嬉しい…
”
とても、とても、うれしいことです。理解されなくても、受け止めてくれるだけでも、うれしいです。

p.80
“
女の子は
将来結婚して赤ちゃんを
産むんだから
”
そういう考え、すきじゃないです。産まない人もいます。

p.105
“
自分の気持ちを
優先して
あげたい
”
はい。それが、大切です。

p.118
“
春日十々子（ととこ）
さん
”
へぇ……！　下のお名前、ととこさんっていうのですか。
多分初出し情報では……？

p.123
“家族なんだし”
（中略）
“
話せばきっと
わかり合える
と思うの
”
この考え、嫌いです。
家族、なんて、つながりの呼び方に過ぎません。結局、自分と、自分以外の人間です。みんな。

p.135
“
その家には
一生

戻らない
”
それも、素晴らしい選択のひとつです。
どうか、ご自分の感情を抑え込まないでください。

p.153
“
ヨーグルトと
牛乳とレモン汁を
混ぜて完成です
”
へぇ。ラッシーの材料、いま、我が家にありますわ作れるかも……！
正確な分量、調べてみます。

p.157
わぁ……！　レトルトカレーの食べ比べパーティーっていいものですねえ。
今度友人たちとやってみたいです。

p.176
“ドラゴン”
嗚呼、ありましたね。ドラゴン柄……。
どうしてドラゴンに惹かれるのかなぁ……とふしぎでした。わたしの趣味とは違ったものですから。
けれど、いまは、みんなそれぞれの趣味があっていいなあと思います。

[湖土さんの感想 · 2023年1月4日]

はじめましての単語
・マイクロアグレッション
無意識の偏見や無理解
・アセクシュアル
他者に性的に惹かれない

柚子たくさん！

野本さん　ユキちゃん
春日さん　十々子（ととこ）ちゃん
南雲世奈さん
矢子可菜芽さん

[sakura-gardenさんの感想 · 2022年12月17日]

いつのまにか3巻出てました。かわいい。好き。支え合ってる。救いがあります。

著者プロフィール

漫画家。主な著作に『はいらなくても、いいじゃないか』(B.PilzCOMICS)、『深夜0時に腹が鳴り』 (シャルルコミックス)、『フランシス・ベーコンの恋愛脳』 (キュンBLコミック)などがある。現在ComicWalker（COMIC it）で『作りたい女と食べたい女』連載中。