私が大聖女ですが、本当に追い出しても後悔しませんか? 姉に全てを奪われたので第二の人生は隣国の王子と幸せになります (ベリーズファンタジー) [Kindle]

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  • スターツ出版
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感想・レビュー・書評

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  • 護国聖女であるリアを陥れた人々に対するザマァ展開が割と早い段階からじわじわと進んでくるので、リアが幸せになればなるほど因果応報っぷりを楽しみに読めすすめられます
    聖女物だと優しい処罰も多いけど、この人達はまさに末路というに相応しい報いを受けるのも良いです
    陥れる側の人間がリアを哀れに思う事はあっても自らの欲の為に見捨てるシビアな描写や、最終局面で現れる精霊も甘さが無くて読み応えがあったと思います
    リアに心を掛けつつ、それが恋愛感情ではないレオンの存在も好きでした

  • 祖国アリエデ王国で欲にまみれた人達にこき使われ、手柄を取られ濡れ衣を着せられ、追放を言い渡された護国聖女リア。瘴気が濃く、一度入ると抜けられない惑いの森から国を出て行く事になった。唯一、出会った時から態度が変わらない神官レオンに「とにかく西へ抜けろ」と路銀等の餞別をもらい、ひとり森に足を踏み入れた。


    表紙から想像してた以上に、ハードな内容でした。
    胸クソレベル強。
    とにかく森に入るまでが辛い。
    それと、リアを食い物にした人達の末路が結構グロい。
    リアの弟、隣国に養子にいってて本当に良かった。

    ヒロインは、タイトルを台詞として言うような感じではなかったです。
    婚約破棄と追放を言い渡された時、ヒロインは絶望真っ只中でした。

    隣国では聖女が珍しく大切に扱われるのはもちろん、良い人達に出会い祖国とは雲泥の生活が始まるわけですが、外から見てみるとアリエデ王国がトップと神殿腐ってんなだけでなくて謎があって、ヒーローがかかっている呪いは何の呪いなのかっていう秘密もあって、それらが明らかになっていくのが面白かったです。

    呪いで痩せていた状態から元に戻ったヒーローをイラストで見てみたかったです。

  • リアの能力を知りながら潰そうとする人、理解していない人、リアの見た目で蔑む人…。そんな人ばかりに囲まれながらも聖女として頑張ってきたリア。大変な役目を終えてすぐに追放されるなんて腹が立つけれど、その後ルードヴィヒと出会えてがらりと人生が変わったことを考えると追放されたのは良かったのかも。と思えてくる。元の国にいても利用され続けただろうから。リアの能力や頑張りを正当に評価してくれる人たちがいる国。そんな場所で伸び伸びと好きなことをして過ごすリアはずっと見ていたくなる。また、必死にお互いのことを守ろうとする2人は応援したくなった。頑張り過ぎるほど頑張ってきた2人には、今後はこれまでの分も穏やかで幸せな生活を送って欲しい。

  • ストーリー展開が楽しく満足です。聖女のヒロインが貴族令嬢なのに労働を厭わない所が良い。そしてヒーローが覚悟の上で命を全うしようと悟っている所も良い。ヒロインの元婚約者ニコライのラストシーンは怖かった。

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