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- Amazon.co.jp ・電子書籍 (246ページ)
感想・レビュー・書評
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ある日突然やって来たカラスから語りかけられる、というこの小説の紹介文から想像したような物語とは違ったけれど,楽しく読めた。しゃべる「カラス」(実は……)と「僕」二人の逃避行(?)であり、のほほんとしたロードノベル。部外者、当事者、関わること、信じること、について考えさせられる。主人公がどっちつかずでいるのは真摯なためであると共に、作家の思考のしなやかさによるものだと思う。そりゃ世の中、全て善悪すぱっと切れるわけでもないわな。しかし「僕」がすぐ人を好きになることよ(笑)。僕も丸森とカラスが大好きになった。
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読了。
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カラスが突然喋りだす。
SNSの近未来物語ですね。
ちょっとだけ、主人公の流されやすさにイラッとしましたが、登場人物達のSNSで発信しているキャラと実像のギャップをうまく表していくので、うまい設定だと思いました。
カラスじゃなくて文鳥とかなら一緒に旅したいなあと思いました(笑)
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