話し方の正解 誰とでもうまくいく人の55のルール [Kindle]

著者 :
  • かんき出版
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感想・レビュー・書評

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  • うまく話すではなく、感情にフォーカスして話すが正解だ。本書はこのように説いている。
    具体的に何を話したかは覚えていなくても、あの人との会話は楽しかったと言う感情は、長きにわたって残るからだ。

    そのため、相手と自分の感情にフォーカスすることが大事であり、相手の頭の中を想像していくことがポイントだ。つまり相手は今、どのような言葉をかけられたいと思うのかを想像し続けることである。
    ただ急にそれを行うのは難しい。そのため「自分だったらどのような声をかけられたいか」と、まずは自分の感情を考え、そこから相手の感情へ移行を していく。

    さらに相手が楽しいと感じるためには、まずは自分がそのようになることが必要だ。そのために楽しい表情をすること、自分が欲しい言葉をかけること(著者の場合は「最高」と言われると嬉しいため、「それは最高ですね」と言うようにしている)を心がける。

    どんな時でも話をする事は緊張を伴う。初対面であればなおさらだ。その際、自分にフォーカスをしてしまうとより緊張が高まる。その場合は相手にフォーカスする。相手も緊張をしているはずと思い、相手の緊張を和らげるためには、どんな話し方をしたら良いかを考えていく。人は笑って怒れないように同時に2つの事はできない。そのため相手のことを考えると、自分の緊張を忘れることができる。

    最後にタイトルがあまりピンとこなかった。世の中に正解はなく、話し方の正解もないと感じるからだ。正解に近い話方をできるようにはしていきたい。

    ====
    ジャンル
    スキルアップ・キャリア
    自己啓発・マインド
    出版社
    かんき出版
    定価
    1,650円(税込)
    出版日
    2022年11月21日

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    桐生稔(きりゅう みのる)
    ◎13万部のベストセラー『雑談の一流、二流、三流」の著者。株式会社モチベーション&コミュニケーション代表取締役。日本能力開発推進協会メンタル心理カウンセラー。日本能力開発推進協会上級心理カウンセラー。一般社団法人日本声診断協会音声心理士。
    ◎1978年、新潟県十日町市生まれ。2002年、大手人材派遣会社に入社。営業成績がドベで新卒3カ月にして左遷される。そこから一念発起し、全国で売上達成率No.1を実現。その後、音楽スクールに転職し、事業部長を務める。2017年、社会人の伝わる話し方を向上すべく、株式会社モチベーション&コミュニケーションを設立。これまでに全国40都道府県で年間2000回にわたり「伝わる話し方」のセミナーや研修を開催してきた。

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    flier要約
    https://www.flierinc.com/summary/3261

  • 言い方を少し気にするといい。

  • 話し方は相手の事を、相手の考えてる事や、期待している事をよく想像する事で、うまくいく!

  • 経験的にそうかなと思う内容は多いが根拠の説明には乏しい。至極一般的な内容が多い。

  • 相手の頭の中を想像する
    全員の頭の中を想像するのは大変。
    大切な人だけに限定する。
    大切な人=自分と同じ軸を持っている人
    同じ軸→自分が大切にしていることを大切にしている人
    相手の興味を引く質問 もし〜ならどうする?
    楽しい状況を作るには?3つできること
    ①常に微笑む
    ②使うと楽しくなる気分が上がる言葉を相手に使う
    ③常にご機嫌でいる
    ・相手の話を100%きく
    相手が話していることを自分の頭の中でその話を実際に体験しているかのようにイメージする

  • ーー話し方の正解は、話し相手の心の中にある。

    それを「55のルール」で引き出そう、という内容。つまり「相手が心の中を開示してくれるよう促すための55のルール」ということも出来るかもしれない。

    相手をよく観察し、弾んでいればもっと心地よくなるように、悲しんでいたり怒っていれば共感し寄り添う。いわゆる「ペーシング」だ。

    でも相手に合わせて心地よくさせることが重要でない場合もあるでしょう?と思える時もあるが、僕の場合、相手を観察しながら対話するのは、ほぼ家族と友人、仕事仲間、クライアントに限定されているのでそれは愚問になる。全員、自分の人生に欠かすことができない大切な人だからだ。

    ペーシングなどのリアクションを、相手に合わる、あるいは振り回される受動的な態度とするのでなく、“(観察と推測から得た)あなたを大切に思う自分の積極的な行動”と捉えることができうるということだ。
    ここまで意識できたことは収穫だった。if-then planningとして習慣化したい。

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著者プロフィール

株式会社モチベーション&コミュニケーション代表取締役

「2022年 『7つのポイントで、今すぐできる 「コミュ障」でもしっかり伝わる話し方』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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