共に変容するファシリテーション――5つの在り方で場を見極め、10の行動で流れを促す [Kindle]

  • 英治出版
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感想・レビュー・書評

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  • 『敵とのコラボレーション』を読んだ時のしびれる感じがなかった….残念。
    その後の著作なのでよりブラッシュアップされた内容なのだと思うけれども。

  • ・社会課題の解決ワークのファシをやっている人なので、愛や平等や正義などといったワーディングだったり、川の流れとファシの流れは一緒だ的な例え話が出たりと、とっつきにくさはちょっとある。
    ・が、ファシリテーターとはこうあるべきだ、という意味では、本質的なスタンスの話を言っていると思う。
    ・U理論とか学習する組織とかシナリオプランニングとか、その手の界隈のいろんな情報を踏まえつつ体系化されているということのようで、その意味での、言ってることに嘘がない感とか、これぐらい心の深いところでファシをやれれば確かに最高かもな、という感じはする。
    ※普段のビジネスにおけるファシでそこまでのシーンは考えにくい、が、一旦回してしまい想像通りの着地になるようなワークも実際にはあったりするので、そういったものだけしか経験していないのにファシできるようになったなーとか勘違いしないためにも、こんな深いところでのファシもあるよ、という理解はしておくと良いかもなと思った。

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    トップダウンとボトムアップの両軸を、シーンによって使い分けながらファシリテートする変容型ファシリテーションの極意は、愛・平等・正義の3点をグランドルールに、参加している多様なすーてくホルダーの能動性を引き出し、違いを受容させ、難題に臨ませる。

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著者プロフィール

レオス・パートナーズ社パートナー。オックスフォード大学経営大学院「科学・イノベーション・社会研究所」特別研究員。過去にはロイヤル・ダッチ・シェル社にて社会・政治・経済・技術に関するシナリオチームの代表を務める。1991~92年には南アフリカの民族和解を推進するモン・フルー・シナリオ・プロジェクトに参画。以来、企業や政府などの問題解決プロセスのオーガナイザー兼ファシリテーターとして、これまで50カ国以上で活躍している。アスペン研究所ビジネス・リーダーズ・ダイアローグ、組織学習協会(SoL)のメンバー。カリフォルニア大学バークレー校エネルギー・資源経済学修士、バスティア大学応用行動科学修士。2022年には、シュワブ財団の「ソーシャル・イノベーション思想的指導者2022」に選ばれた。著書に『敵とのコラボレーション』『未来を変えるためにほんとうに必要なこと』『社会変革のシナリオ・プランニング』『共に変容するファシリテーション』(以上、英治出版)など。

「2023年 『それでも、対話をはじめよう』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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