共に変容するファシリテーション――5つの在り方で場を見極め、10の行動で流れを促す [Kindle]
- 英治出版 (2023年1月22日発売)
- Amazon.co.jp ・電子書籍 (255ページ)
感想・レビュー・書評
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『敵とのコラボレーション』を読んだ時のしびれる感じがなかった….残念。
その後の著作なのでよりブラッシュアップされた内容なのだと思うけれども。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
・社会課題の解決ワークのファシをやっている人なので、愛や平等や正義などといったワーディングだったり、川の流れとファシの流れは一緒だ的な例え話が出たりと、とっつきにくさはちょっとある。
・が、ファシリテーターとはこうあるべきだ、という意味では、本質的なスタンスの話を言っていると思う。
・U理論とか学習する組織とかシナリオプランニングとか、その手の界隈のいろんな情報を踏まえつつ体系化されているということのようで、その意味での、言ってることに嘘がない感とか、これぐらい心の深いところでファシをやれれば確かに最高かもな、という感じはする。
※普段のビジネスにおけるファシでそこまでのシーンは考えにくい、が、一旦回してしまい想像通りの着地になるようなワークも実際にはあったりするので、そういったものだけしか経験していないのにファシできるようになったなーとか勘違いしないためにも、こんな深いところでのファシもあるよ、という理解はしておくと良いかもなと思った。
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トップダウンとボトムアップの両軸を、シーンによって使い分けながらファシリテートする変容型ファシリテーションの極意は、愛・平等・正義の3点をグランドルールに、参加している多様なすーてくホルダーの能動性を引き出し、違いを受容させ、難題に臨ませる。