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感想・レビュー・書評

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  • 出張掲載の『戦車椅子 ─TANK CHAIR─』。設定が抜群。殺し屋の兄は脳へのダメージにより昏睡状態に。しかし殺意を向けられた時のみ少しの間だけ意識が覚醒する。兄を元に戻すために、極上の殺意を求めて妹は殺しの依頼を仲介する。そして兄は車椅子に乗ったまま武装し、屈強なターゲットを殺し続ける。絵が上手く細部にも凝っている。最初のページは巨大な集合住宅のベランダを背景に走るトラック。1手目が爆発や暴力などの衝撃的なシーンではなく、背景の描き込みとそこから醸し出される雰囲気によって読者を惹きつける。渋い。

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著者プロフィール

1971年生まれ。男性。福島県郡山市出身。代表作に『BLAME!』『バイオメガ』『シドニアの騎士』など。1995年、『BLAME』がアフタヌーン四季賞で谷口ジロー特別賞を受賞。その後高橋ツトム氏のアシスタントを務めた後、『BLAME!』の連載をスタート。『シドニアの騎士』を経て最新作『人形の国』を「月刊少年シリウス」で連載中.。

「2021年 『人形の国(9)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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