サンライズ編終盤から、
メタルフロート編中盤まで。
電子書籍でも紙媒体でも買っている。
ちゃんと最後まで続けて欲しい漫画。
結局サンライズは落下してしまう。
エステラが残ってホテルを解体するのだけど、土壇場でエリザベスが正気になるのは、まぁ御都合展開だよね。
でも、認識としては不具合を起こしていることになるってのが AI っぽい。
この辺りの描写は、鳥とか出さなくても淡々と作業風景だけでも良かったと思う。
(アニメだとどういう演出だっただろうか?)
そういや人格とか記憶とかストレージにコピーできないのかな?
サンライズ編のエピローグ的なものもなく急に次の話が始まるのでビックリする。
シンギュラリティ計画 3回目:『メタルフロート』を停止させよ
宇宙ホテル「サンライズ」の事件から5年後。
エステラの献身により世界は一気に AI を許容する方向へ動く。
そのため史実では『落陽事件』から25年後(現在から20年後)に出現するハズだったメタルフロートが既に登場してしまう。
・・・それ、反乱も20年前倒しにならないのだろうか?
本当は人間である冴木博士と AI であるグレイスとの結婚を止めるハズだった。
二人の結婚により人間と AI の間の溝が狭まることで AI の発展が加速するのを阻止するってのが本来の計画。
この歴史でも二人は結婚しているけど、それが些細なことになるくらい『落陽事件』の影響がヤバかった。
完全に無人の施設なら移動はデータだけにした方が楽だよね。
データだけ移動して移動先の端末にインストール、みたいな。
エレベーターは人間のためなんだろう。
島の全機能を停止するプログラムのストレージって、マツモトも調べてたけど、よく騙せたなぁ。
渡す直前にすり替えたんだろうか?
AI にも空のカップを出すマナーってスゴい気持ち悪い。
AI は AI であって人間ではないのだから AI として尊重するべきじゃないかと思う。
カタチだけでも人間として扱うってのは AI を冒涜してるんじゃないかなって思ったりもする。
でも、人間を模して造られた AI は、やっぱ人間として扱うのが正しいのだろうか?
難しい問題だ。
シンギュラリティとは AI の知能が人間に追いつくこと。
既に計算速度やビッグデータを使った解析なんかでは敵わない。
でも、まだシンギュラリティには到達していない。
要は、人間からのアクションがなくても AI が自分で物事を考え始めちゃう時点がシンギュラリティ。
って解説も存在する。