親友歴五年、今さら君に惚れたなんて言えない。２ (角川スニーカー文庫) [Kindle]

著者 : 三上こた

• KADOKAWA (2023年2月1日発売)

感想・レビュー・書評

[障害者さんの感想 · 2023年11月2日]

この本は、親友同士の恋愛模様を描いたラブコメディです。登場人物たちは、それぞれに個性的で魅力的でした。特に主人公の陸と碧は、お互いに想いを寄せているのに素直になれない様子がとても可愛らしかったです。二人が海の家でバイトをするシーンでは、水着姿やデート風景など、見どころがたくさんありました。また、陸の元カノや碧のライバルとのやりとりも面白くてドキドキしました。最後に二人が告白するシーンは、感動的でした。

この本の良かった点は、登場人物たちの感情や心理が丁寧に描かれていることです。陸と碧は、親友としても恋人としても素敵な関係だと思いました。二人がお互いを思いやって励まし合ったり、時には喧嘩したりする様子がリアルでした。また、周りの人々も二人を応援したり邪魔したりする役割を果たしていました。著者は、登場人物たちの感情や心理を細かく表現しているので、読者も一緒になって笑ったり泣いたりできました。

この本の改善点は、展開がやや予想通りだったことです。親友同士の両片想いという設定は、ライトノベルではよく見られるものです。そのため、物語の流れや結末はある程度予測できました。もう少し意外性や驚きがあれば、もっと面白くなったと思います。

総合的に見て、この本は楽しく読めるラブコメディだと思います。登場人物たちの魅力や感情移入できるストーリーが魅力です。親友同士の恋愛に興味がある方や、心温まるラブストーリーが好きな方におすすめです。

[たまなびさんの感想 · 2023年8月5日]

さほど面白くもエロくもない…

著者プロフィール

三上こた：第25回スニーカー大賞にて、『硝子の傭兵と空の騎士団』及び『君が好きな私が好き！～陰キャとナルシストの青春ロールプレイ～』の2作品で特別賞を受賞しデビュー。

「2020年 『型破り傭兵の天空遺跡攻略』 で使われていた紹介文から引用しています。」