戦争の地政学 (講談社現代新書) [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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  • 著者の話を聴いて興味をもって入手した新書のはずだけど、、
    何が書いてあるのかわからなかった。
    読みにくかった。
    紛争があちこちで激化する中、
    地政学 には興味があるはずだったが、
    自分の薄学さ、非力を思い知らされた。

    やたら長い「はじめに」で嫌な予感はあったのです。
    これは読みづらいぞと。
    はじめに はこんなに根を詰めて書いてはいけないと思ったのだ。
    そしたら案の定、各章の文章も、、、
    目次の構成はいいのになあ。

    文意を読み取れなかった。

    残念。 

  •  いつも利用している図書館の新着本リストで目についた本です。
     このところ “地政学” という言葉をよく目にします。今日の世界情勢を理解するに必須の視点を提示しているようですが、私は全く勉強したことがありません。ということで、手近な本書を手に取ってみました。
     「地政学」の基礎としての“2つの異なる源流”である「英米系地政学」と「大陸系地政学」の世界観の整理にはじまり、私のような初学者にとっては初めの一歩として馴染みやすい内容でした。

  • 英米系地政学と大陸系地政学という二分法を基本に、地政学の理論が説明されています。
    地理的環境要件が宿命的に国家間の権力現象に影響を与え、この視点での説明に納得のいく部分が多かったです。

  • これまでの地政学の歴史や考え方や、今後世界がどのように動いていくのかを見ていく上で欠かせない観点である。

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著者プロフィール

1968年、神奈川県生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。同大大学院政治学研究科修士課程修了。ロンドン大学ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス・アンド・ポリティカル・サイエンス(LSE)博士課程修了、Ph.D.(国際関係学)を取得。広島大学准教授、ケンブリッジ大学客員研究員などを経て、東京外国語大学大学院総合国際学研究院教授(国際関係論)。著書に『平和構築と法の支配――国際平和活動の理論的・機能的分析』(創文社、大佛次郎論壇賞受賞)、『国際社会の秩序』(東京大学出版会)、『「国家主権」という思想――国際立憲主義への軌跡』(勁草書房、サントリー学芸賞受賞)、『国際紛争を読み解く五つの視座――現代世界の「戦争の構造」』(講談社)、『集団的自衛権の思想史――憲法九条と日米安保』(風行社、読売・吉野作造賞受賞)など多数。

「2023年 『戦争の地政学』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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