悩め医学生 泣くな研修医5 (幻冬舎文庫) [Kindle]

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  • まだ患者さんと向き合うよりは
    すさまじい勉強量や
    解剖など強烈な初体験の数々に
    振り回されながらも
    必死に食らいついていく話です

    医学生ってこんな感じなんだな
    というのはよく伝わると思います
    ほんまに厳しい 難しい
    精神も体もタフでないと
    なかなかついていけないですね

  • Audibleにて。
    「泣くな研修医」シリーズの5作目。主人公の雨野隆治くんの医学生時代の悩みや成長がリアルに描かれています。彼の純粋で優しい心には、医者への強い思いが息づき、その情熱に心を打たれました。そして物語のクライマックスでは、感動的な場面が待っていて、涙がこぼれ落ちました。医学生たちの青春が、リアリティを持って描かれているので、隆治くんの成長や悩みに心を捧げながらストーリーに没入できました。さらに、この作品を通じて医療に対する知識も広がり、満足感がより一層高まりました。
    今作も一貫した面白さでした。

  • 泣くな研修医シリーズの5冊目、「悩め医学生」読了。

    時間をさかのぼって、雨野くんの医学生時代の話。
    医学部入学から、国家試験を経て、病院に就職するまで。
    医学生だった6年間を、6章の文章で綴っていて、悩みながら少しずつ成長していく雨野くんがみられる感じになってました。

    自分で思い出せるように、章のタイトルを列挙しておく。

    part1 誇りと一割
    part2 ご遺体
    part3 冷めたご飯
    part4 スチューデント・ドクター
    part5 星歌と華歌
    part6 最終学年
    エピローグ


    医師免許を取得するって、ものすごく大変なことなんですね。今までもお医者さんのことは尊敬していたけれど、さらにさらに尊敬度が増しました。

  • このシリーズずっと続いてほしい。

  • 泣くな研修医の雨野くんの医学生時代のお話です。
    あの雨野くんがどんな医学生時代を過ごして医者になったのか、興味深くて。
    とにかくハードです。薩摩大学医学部に入学してからの勉強、講義、実習、試験、とんでもなく厳しい。どんだけ膨大な知識を暗記するのよー?!と驚きです。勉強はもちろんのこと人としての試練というか覚悟が試されていると思った。精神面でも過酷。ものすごく覚悟のいること。生半可な気持ちじゃ乗り切れない。生半可な気持ちで医者になってはいけないということなんだろうね。
    雨野くんはスーパーマンではなく、ちょっと地味で、決して器用ではない普通の学生で、でも医者になりたいという秘めたる情熱は熱いものがある気がした。
    自分だったらとてもできないけど、頑張れー頑張れーと応援する気持ちで読み進めました。雨野くんの成長物語。
    医学生の6年間がリアルにわかる一冊でした。

  • このシリーズはいつも楽しみだ。

    全国のお医者さん、看護師さん、薬剤師さん療法士さん技師さんその他もろもろの医療従事者の皆さん、いつもいつもありがとうございます。

  • 近い世代で自分も似たような経験してきたからか、
    すごくシンクロしながら読んでしまいました。
    けど、アツい雨野くんよりも伊佐くんよりな
    姿勢だったかもしれないなぁ。。
    学生時代、
    肛門と法医学の授業に度肝を抜かれたのは一緒で
    まさか同じ授業を受けてたのかもと思ってしまった。

  • 前の四作が良かっただけに、今作は物足りない感じがした

  • ・面白かったけど、まあまあですな。
    ・医学生がどんなものかを知る。努力の世界の一言ですね。医師がどれだけすごいか身に染みた。
    ・前作以前が良すぎたので感動は少なかった。ただ医学生ならではの悩みや苦労が描かれていて俺も頑張らないと!という気持ちにはなる。
    ・肛門に人生をかけた教授とスタンディングオベーション。感動した。人体って素晴らしいのね。

  • 雨野くんはこうして、医者になったのか。彼の生まれ育った街、鹿児島の描写が細かくてまるで同じ時と場所を共有した気持ちになれました。

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著者プロフィール

1980年神奈川県生まれ。鹿児島大学医学部卒。現在は湘南東部総合病院外科勤務。著書に『泣くな研修医』シリーズなどがある。最新作は『やめるな外科医 泣くな研修医4』(幻冬舎文庫) 。

「2022年 『ココロギミック 異人と同人3』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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