TALENT——「人材」を見極める科学的なアプローチ [Kindle]

  • クロスメディア・パブリッシング(インプレス)
3.33
  • (0)
  • (4)
  • (0)
  • (2)
  • (0)
本棚登録 : 34
感想 : 3
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・電子書籍 (359ページ)

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 採用は難しい。自ら売り込んでくる人たちの適正を判断することの難しさもだが、採用したい側が能動的に採用するべき人を見極めることももまた難しい。そしてその人たちに、採用されたいと思ってもらうことも。
    効果的な質問の方法、パーソナリティと才能の相関、才能の探し方。ここで扱われる「才能」はアントレプレナー的素養にいささか偏りがあるため、あらゆる採用の現場で使える話ではない。だが、唯一絶対の正解はないということとその中でどう見極めるかというノウハウについて詳しく書かれており、様々な現場でエッセンスは取り入れることができるという感触をもった。

  • 人をどう選ぶか、組織に合う人材をどう見出すかの本。状況的に当てはまる人はそんなに多くはなさそうなのが評価がそこまで高くない理由だろうか。どこを探すか、どう育てるかはそのまま個人でどこに所属するかやメンターの重要性に気づかせてくれた。
    個人的には「相手のブラウザで何が開かれているか聞く」というのが面白いアイデアだと思った。相手が私生活で何を考えて行動しているのかが見える。プライバシーではあるものの、「アピールできるな」という人は開示してくれそう。単純に会話の種としても面白そう。

全3件中 1 - 3件を表示

著者プロフィール

米国ジョージ・メイソン大学経済学教授。1962年生まれ。「世界に最も影響を与える経済学者の一人」(英エコノミスト誌)。経済学ブログ「Marginal Revolution」運営者。著書に全米ベストセラー『大停滞』 (NTT出版)など。

「2020年 『BIG BUSINESS(ビッグビジネス)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

タイラー・コーエンの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×