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感想・レビュー・書評
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財務省を中心として30年間事務次官経験者への取材を行ってきた著者による事務次官ポストへの考察。過去の住専問題の小村次官、日本郵政人事漏洩の鈴木次官、森友問題の佐川国税庁長官、福田次官などトカゲの首切りとして取り上げ、経済産業省も棚橋企画官の格上げ人事の責任をとった内藤次官の事例が出てくる。事務次官の最大の権限の源泉が人事であるという分析は正しいが、幹部人事は内閣人事局マターでひっくり返せないというところで考察が止まっているのは残念。また、現在の事務次官が何を所掌しているか、何を所掌すべきかの組織上の位置づけの分析は不十分。
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