光が死んだ夏 3 (角川コミックス・エース) [Kindle]

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  • ニンゲンではない何者かになってしまった『親友』は、ニンゲンではないがゆえに命の重さがわからない。何故なら自分には”命”がないから。
    という流れは、ニンゲンとは異質な存在を描くホラーなんかではよく見る流れで、あーはいはいそうなりますよねー…になるところを、主人公と『親友』の間にある恋情の如き執着を絡めて”命”の価値を教え、またこの親友に成り代わっている何者かがどんな存在であるのかを調査しようというい方向に舵が切られた。

    その前の段階で、自分の存在に気づきかけた勘の鋭い同級生の女子に手をかけようとしたところを主人公に見咎められたり、前に主人公に声をかけてきた『見た目は一般的な主婦なのに霊能力非常に高い女性』が町内に現れ始めた怪異たちに対応しながら「こんな状況で彼は大丈夫なんだろうか」と主人公を心配する描写が差し込まれたり、『胡散臭いナリをした霊能力者めいた男(実際は能力などはなく身を削っている)』が町内に起き始めている怪異の調査に乗り出したりと、いい方向には進まない感じの鉄板ルートを辿っていたので、この方向に進むのはちょっとだけ意外だった。

    ようやく物語が軌道に乗って大きく動き始めた感じがするので、今お出しされている登場人物たちがどう絡んでいくのか楽しみだわね。

  • 刺しても死なないねえ。

  • 光の異変に気付いていたのは、よしきだけではなかった。生と死とはそんなに変わらないと考える光。光はいったい何者なのか、次巻が楽しみ!

  • まとめ買いイッキ読み中。
    既刊最後。
    あ。
    なぜか3巻で終わりだと思ってた。
    全然違った。
    まだまだ続きそう。
    相変わらず光だったモノは何者なのかわからない。
    だがそれ以上にこの土地がなんなのかわからない。
    なんだ?
    何が起こっているんだ?
    光だったモノ以外にも、とんでもないモノが次々と。
    呪われた土地・・・というだけでは何とも語りきれないような。
    続きがというか結末が気になるんだな。

  • 同級生朝子は幼い頃から見えない何かを感じることが出来た。

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