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感想・レビュー・書評
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ダルビッシュ投手の宇田川投手への細かい配慮。監督に進言するなどワンチームを作るために尽力していたんだなと改めて思う。離れることになった栗林投手に対しても、、、。
源田選手が骨折した時の落胆と焦りと迷い。
源田選手と栗山監督の言葉のやりとりと涙。
これはたまらない。
心に残ったのは福田雅之助氏の名言
「この一球は絶対無二の一球なり
されば身心を挙げて一打すべし
この一球一打に技を磨き体力を鍛え
精神力を養うべきなり
この一打にいまの自己を発揮すべし
これを庭球する心という。」
野球も同じだと思う。
人生訓ともいえる。 -
Audibleで聞く読書。
2023年春。
日本中を熱狂の渦に巻き込んだWBC。
感動と歓喜の舞台の中心で、著者は侍ジャパンの監督として闘った。
名場面の一つ一つが、昨日のことのように鮮やかに蘇る。
悩み、苦しみ、決断を続けていく。
その裏には膨大な量の読書と、その名言を書き写していったノートの存在があった。
ギリギリの闘いの中で、古今東西の英知の言葉を命に刻みながら、彼は指揮を執っていった。
「本当に悔しいときは歯ぎしりばかりで、涙なんかでるものではない。
こんな瞬間を経てきた人だけが本当の男である」
「タフでなければ生きてはいけない。
優しくなければ、生きていく資格がない」
「成功と失敗は、心を込めて努力した人身体に残るカスのようなもの」
「他人の中傷に対して、どこまで弁解せずにおられるか、これを試してみるのも人間修練の一つの方法だ」
「諸君狂いたまえ」
「幸福は最初は不幸の形をして現れる」
国境や時代を超えて受け継がれてきた言葉には、人を奮い立たせる力がある。
それを紡ぎ出して、勝利の結果を出した著者の、強くて、熱くて、温かい人間性がにじみ出てくる。 -
野球をやってきた身としては、もっと舞台裏の話を聞きたかった。
優勝した後に出版されているので、反論できない。 -
大谷さんと栗山さんの関係は二人にしかわからない、独特の素晴らしい関係があるんだと思いました。次回のWBCも期待しちゃいますよね
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WBC優勝の栗山監督。易経など様々な古典に通じていることを知り驚き。
熱い魂を持っていることも認識できた。
色々な修羅場を乗り越えるためには瞬発力だけでなく、名言からくる知恵の蓄積が重要。きちんとノートをつけてそれを見返すことも重要なのかもしれないと反省。
EVERNOTEだけではあまり見返さない。直筆も大事かもしれない・・・。 -
栗山監督は人格者。選手を信じる力に感動する。
栗山ノート1と同じ言葉も載っているが、こちらもまた勉強になる。
偉人の言葉を念頭に置いて挑戦し、ああ、あの言葉を信じ行動して良かったなと思うことはある。
逆に、何かエピソードがあって振り返った結果、あの偉人の言葉がしっくりくる…といったこともある。
そんなことを思いながら読み耽りました。 -
WBCの感動が呼び起こされる。栗山さんがノートに記してきた古典などからの名言に対するご自身の解釈は、とても分かりやすく学びになる。前著よりも更に、野球というスポーツを題材にした自己啓発書に仕上がっていると思う。ダルビッシュ…いい漢になったなぁと見ていても感じたけど、読んで更にそう思った。ちょっと目頭熱くなりました。多分また読みます。
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野球という実例を通し、栗山監督が大事にしている古典や偉人の名言をわかりやすく伝えてくれる本。
私が野球好きなので伝わりやすかった部分はありますが、ジャンルの全く違う自分の仕事にも重ね合わせ、襟を正すことができました。個人的に非常に好きな本。 -
栗山ノートと同じく、ご自身の経験と、古典の名言を連動させた内容。野球好きの人、WBCで熱狂された方には、より一層心に響くのではと思います。(私は野球が分からないのですが…)
私もこちらの本とても気になっていました。試合だけでは語れない物語がありそうですね。ぜひ読んでみます☺︎
私もこちらの本とても気になっていました。試合だけでは語れない物語がありそうですね。ぜひ読んでみます☺︎
ドキュメンタリー見てもなお新たな感動がありたした。
監督目線の捉え方と始まる前の諸準備。
そして偉人のことば...
ドキュメンタリー見てもなお新たな感動がありたした。
監督目線の捉え方と始まる前の諸準備。
そして偉人のことば。
いいですよ!