ホンシメジ先生となぞのテングバナキン! (PHPわたしのえほん) [Kindle]

  • PHP研究所
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  • コマヤスカン氏の絵本。
    本作はキャラクター重視の絵本。
    ホンシメジ先生が営む診療所に、ナメコ君がとびこんでくるところから始まる。
    ふだんは閑散としているのに、その日に限って診療所に行列ができているのだ。

    並んでいる昆虫やきのこたちには白くて気味の悪いキノコが生えている。
    どうも怪人ベニテングが作ったテングバナキンというきのこらしい。
    さてこのテングバナキンを退治する方法は見つかるのだろうか。


    てっきり、Covid-19のメタファーかと思ったら、出版年を見ると違った。
    本作の注目すべきところは、なんといってもキャラクターの気持ち悪さ(笑)
    とくに私のおすすめのキモキャラは「ナメコ君」。
    人間の胴体に、複数の頭部がついていて、それぞれに目がついている。圧倒的なインパクトである。

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著者プロフィール

1967年生まれ。三重県在住。愛知大学文学部卒業。大学では美術部に所属。「子どもの本の専門店メリーゴーランド」絵本塾で絵本づくりを学ぶ。『あっぱれ! てるてる王子』で、第30回講談社絵本新人賞、『新幹線のたび~はやぶさ・のぞみ・さくらで日本縦断~』(講談社)で第43回講談社出版文化賞絵本賞を受賞。『新幹線のたび~金沢から新函館北斗、札幌へ~』『決戦! どうぶつ関ヶ原』『トーキョー ドリーム マラソン』(以上、講談社)『ドングリ・ドングラ』(くもん出版)など大パノラマの中に丁寧に描き込まれた細やかな描写が魅力的な作品を多く出している。

「2021年 『フライングメジャー号 世界一周 空の旅』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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