桃を煮るひと [Kindle]

  • ミシマ社
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感想・レビュー・書評

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  • 誰にとっても身近な食べもの、思い入れのある食べものはあるけれどそれを言葉にするのはなかなか難しい。くどうれいんさんは言葉にしづらいものを言葉にするのがとってもうまいなあといつも唾液を口内に滲ませながら思う。
    読み終わった後、なぜか1番最初に食べたくなったのはカリカリ梅で、コンビニに走った。

  • 単純に、食事に関するエッセイは楽しい。短文で、ご自身の考え方がクスっと笑える文章で書いてあり、とても読みやすかった。

  • やっぱり、くどうれいんさん良いなぁ
    これを読んでた時に中華料理屋行って、炒飯頼んじゃった、(てへへ)

    以下、心に留めたい一言
    「こういうのはないよりあったほうがいいのよ」

    「何にも知らない人のふりでもしようかな」
    「思い切り投げてよく飛ぶほうがキャベツ」

    「食へのこだわりはありますか」

    「おまえはおまえの大根を切れ」

  • 食にまつわるエッセイ。とても読みやすい。私もtwitter(ってまだ言っちゃう)で「焦げちゃった」と検索してみようかな。あと盛岡冷麺食べたい。岩手行ってみたいなあ。

  • 読むとお腹が空く。食べるを大事にしている人を感じるとほっとする。柿と春菊の白和えを作りました。

  • 日常の何気ない時間を、たくさんの言葉で表現してくれていて、心地よく読み進められた。
    東北に住んでいた経験があるから、なんだか、勝手に親近感を湧きながら彼女の生活を想像してて楽しかった。

  • たべることはいきること

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著者プロフィール

歌人・作家。1994年生まれ。岩手県盛岡市出身・在住。著書に、第165回芥川賞候補作となった小説『氷柱の声』、エッセイ集『わたしを空腹にしないほうがいい』『虎のたましい人魚の涙』『桃を煮るひと』、歌集『水中で口笛』、第72回小学館児童出版文化賞候補作となった絵本『あんまりすてきだったから』などがある。

「2023年 『水歌通信』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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