- Amazon.co.jp ・電子書籍 (322ページ)
感想・レビュー・書評
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謎解きに重点を置いたミステリは、その謎と謎解きが面白ければ評価が高く、本書も同様だが、しかしあまりに極端に謎解きに重点が置かれ過ぎていて小説である理由がわからない。
これなら最初からテレビ等の謎解き番組の脚本で良いのではないだろうか。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
犯罪者ならではのハウダニット、フーダニットが新鮮でどのエピソードも唸らされました。
本格ミステリ好きにマストにおすすめしたいです。 -
二転三転する推理が面白い。
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本格ミステリー短編集で、いろいろな騙しを含めていいミステリーでした。
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犯罪者御用達のホテルで起きる殺人事件を、ホテル探偵の桐生が解決する連作短編集。
このホテルは警察不介入で、殺人以外であれば何をしてもOKという設定です。
ある意味では特殊設定ミステリーといえるのかもしれませんが、まぁ限りなく普通のミステリーです。
この方、普通のミステリーも書くのですね。 -
何もなければ犯罪者にとっては楽園。
その通りかもしれないが、たった2つのルールを破ってしまった時のことを考えると恐ろしい。
日本では難しいかもしれないが、海外にはこんなホテルが実在しているのかもしれませんね。
こちらの作品、続編を期待しています。 -
①ホテルに損害を与えない。
②ホテルの敷地内で傷害・殺人事件を起こさない。
犯罪者しか泊まれない特殊なホテルで守られるべき2つのルール。
なのにしょっちゅう破られてるー!の、やはりホテルの特殊性ゆえかな。
ルールを破った者には罰を…とホテル探偵の桐生が解決していく事件、同情も共感も無い(犯罪者の理屈や心理の理解は無理)のだけどなるほどなと面白く楽しめた。