いますぐサラリーマンは300万円で小さな会社を買いなさい (講談社+α新書) [Kindle]

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  • ・TRANBI、日本M&Aセンター「BATONZ」、M&A SUCCEED、M&A WEBなど個人のM&Aプラットフォームが増えている。
    ・relyというサイトは売り案件オーナー社長のインタビュー記事が掲載されている
    ・会社を買うならいま
    ・事業継承における税制優遇・融資の優遇、仲介料などの補助金制度、会社の赤字を次の経営者が引き継ぐといった経営者保証が強制されなくなってきてるなど、個人が会社を買うための環境が整ってきている
    ・各都道府県に設置されている「事業継承・引継ぎ支援センター」は手数料がかからない。地場企業のM&Aの相談・マッチングを行なっている。
    ・会社を買うなら経営者保証をつけないことを前提にスモール買収を推奨
    ・会社を選ぶ定性判断のポイント「その事業が好きか」「得意な業界か」「得意な地域か」
    ・定量判断は、リスクとリターンを計算する。費用と収益のイーブンポイントはいつになるか。
    ・IRR(内部収益率)=投資利回り。10%だと十分いい投資と言える。
    300万円で買った会社を10%で5年経営したら約483万円になる。
    ・買いやすいビジネスモデルは、ストック収入があるもの、利益率が高い、権利ビジネス、ROE(自己資本利益率)が高いビジネス。受注生産など先に売上がたって資金繰りが良いビジネス。
    ・まとめると、
    1. 売上が安定しているか
    2. 利益率が高いか
    3. ROEが高いか
    4. 資金繰りは良いか

  • 経営指標上は問題ないのに、後継者不足等やむにやまれぬ事情で事業の承継先を探している企業を買収しないか?という提案。
    後継者不足によるM&Aは今後法人等の参入もあり、個人が良い案件を買収するのは難しくなるため、現在がチャンスとも。
    具体的な企業の探し方、承継の進め方等が記載されており、大変参考になった。

  • 仕事の選択肢を増やしたく、興味のあった個人M&Aの入門に購入。
    紹介されているTRANBIなどのサイトを見るだけでも楽しい!
    ただ、自分のスキルとのマッチングを考えると、
    その前にスキルの棚卸から必要だなと、考えさせられる。

  • 副業や引退後のビジネスの選択肢として小さな会社を買収することの利点が、起業との比較も含めて分かりやすく書かれています。現実的に会社を買うことを考えられるようになりました。

  • やる気になるわ

  • 会社の買い方のレクチャーはしてくれてハードルを下げてくれる本。ただ、どの会社を買うべきかに関しては読者任せの感が否めない。ある程度の指針は示してくれてるが、それが一番難しいと思う。上場会社で働いていたから中小企業で能力を活かせるのも若干懐疑的な感はある。

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著者プロフィール

株式会社日本創生投資 代表取締役社長。1978年兵庫県生まれ。同志社大学卒業後、2005年ソフトバンク・インベストメント(現SBIインベストメント)入社。ベンチャーキャピタリストとして日本やシンガポール、インドのファンドを担当し、ベンチャー投資や投資先にてM&A、株式上場支援などを行う。2016年日本創生投資を投資予算30億円で創設し、中小企業に対する事業承継・事業再生などに関するバイアウト投資を行なっている。2018年4月に上梓した『サラリーマンは300万円で小さな会社を買いなさい』が累計16万部越えのベストセラーとなり、読者を中心としたオンラインサロン(経営塾)「サラリーマンが300万円で小さな会社を買うサロン」の参加者は200名を超える。また、ロケット開発会社インターステラテクノロジズの社外取締役、堀江貴文氏が主宰する「堀江道場」のオブザーバーなども務める。

「2020年 『営業はいらない』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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